
東京湾に浮かぶ猿島周辺でアジを釣り、その後第三海堡跡へ移動、釣ったアジを泳がせて、ブリやサワラ、ヒラメなどの大型フィッシュイーターをねらったときに出合った魚探反応を紹介します。(『BoatCLUB』編集部)
●日時:2025年9月
●場所:東京湾・猿島周辺、第三海堡跡周辺
●使用魚探:フルノFCV-800
●状況:9月の東京湾。猿島周辺でコマセでアジを釣り、数十尾集まったところで第三海堡跡付近へ移動。釣ったアジを泳がせて大型のフィッシュイーターをねらった。アジは反応を探しながらテンポよく釣っていくことができたが、泳がせ釣りは一度大きなアタリがあっただけで、不発に終わった。
小野信昭(おの・のぶあき)
フルノ・フィールドテスター。ダイワ・フィールドテスター。日本全国、海に面した都道府県すべての海に愛艇〈友恵丸〉(SKTパーフェクター13)を浮かべた経験を持つプロアングラー。古野電気が運営するFurunoStyleでも、さまざまな魚探反応の読み解き方を解説している
アジの反応探し
猿島付近は海底地形が変化に富み、高根周りにアジらしき魚群反応が高確率で見られる。2 ~3ノットの船速だと地形が把握しやすいだけでなく、即時停船も可能だ
カタクチイワシの反応
ボートを止めて釣りをしている最中には、アジ以外の魚もボート直下を通過した。中層に映っている魚群反応は体長5センチほどのカタクチイワシで、とても大きな群れだった
泳がせ釣り中の反応
泳がせ釣りをした第三海堡跡付近で撮影したもの。ターゲットとなる大型青ものは映っていない。海底付近には単体魚が映っているが、これは大型青ものではなく別の魚
(文・魚探画面=小野信昭)
本記事は、月刊『BoatCLUB』2025年12月号掲載の「小野信昭のチャレンジフィッシング そんなの無理ナンダイッ!?」から抜粋したものです。
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