レース3日目も、8:30のブリーフィングで陸上待機が伝えられた第88回 全日本学生ヨット選手権大会（団体戦。以下、インカレ）。夕方から風が上がる予報で、今日も長い1日となった。

 

10:30から出艇となり、12:30ごろから吹き始めた北西の風8ktでコースを設定。13:00に470級の第4レースがスタートするもゼネリコ。5分後に風が落ちてAP旗掲揚。時折ポツポツと雨が降り、再び1時間ほど風を待った。

 

仕切り直しの第4レースは15°の風でスタート。しかしすぐに40°まで振れてしまい、N旗掲揚となった。14:48に80°設定で3度目のスタートとなり、470級の全艇が1マークを回航するも、2マーク、3マークで風が3kt以下まで落ち、今日二度目のN旗掲揚にいたる。スナイプ級もスタートするも、レグの半分ほどでノーレースに。選手、運営、サポートメンバー、全ての関係者の「風よ吹け」の願いはかなわず、15:35、AP-A掲揚となりハーバーバック。

 

いよいよ明日、9年ぶりの福岡インカレも最終日を迎える。

 

全日本学生ヨット選手権大会レース　2023.11.1〜5　福岡県・福岡市（小戸）ヨットハーバー

上位成績（暫定）

◼️470級（参加24校／72艇）
1位　関西学院大学（125点）
2位　早稲田大学（155点）
3位　慶應義塾大学（182点）
4位　同志社大学（198点）
5位　京都大学（217点）
6位　日本経済大学（217点）

◼️スナイプ級（参加24校／72艇）
1位　早稲田大学（135点）
2位　同志社大学（168点）
3位　関西学院大学（225点）
4位　関西大学（229点）
5位　日本大学（236点）
6位　慶應義塾大学（243点）

◼️総合（参加18校）
1位　早稲田大学（290点）
2位　関西学院大学（350点）
3位　同志社大学（366点）
4位　慶應義塾大学（425点）
5位　京都大学（496点）
6位　日本大学（506点）

 

 

（文・写真＝森口史奈／Kazi編集部）

 

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