
神奈川県が運航する海上交通「かながわシーライド」は、湘南港を起点に、葉山マリーナや大磯港などを結び、相模湾沿岸に新たな“海の道”を切り開いてきた存在。渋滞知らずで移動できる利便性に加え、船上から望む海の景色そのものが旅の目的となる点も、この海上交通ならではの魅力といえる。
そんなかながわシーライドでは、航路を大磯港以西へと広げる取り組みの一環として、小田原漁港や真鶴港などへ向かう「モニタークルージングツアー」を実施している。相模湾を西へと進み、陸路とはひと味違う視点から沿岸のまちを楽しめるこの企画は、2025年も多くの参加者でにぎわいを見せた。
そして2026年も、同ツアーの参加者募集が積極的に行われている。ツアー内容は日程ごとに異なり、寄港地や滞在時間、体験メニューもさまざま。船旅そのものを満喫するシンプルなプランに加え、寄港地での楽しみを広げるオプションも充実している。
中でも人気を集めているのが、追加料金で参加できる「まち歩きプラン」だ。自由散策に加え、ガイドによるまち歩きや、船内でお弁当を味わえるプランなど、土地の魅力をより深く体感できる内容が用意されている。港町ならではの風景や食、文化に触れられるのも、このツアーならではの醍醐味だろう。
募集定員は100人で、先着順となっているため、気になる日程やプランがある場合は早めの申し込みがおすすめ。相模湾の海から地域をつなぐ新しい旅の形を、この機会に体験してみてはいかがだろうか。

拠点となるのは江の島、湘南港。天気が良ければ富士山がくっきり!

さまざまな歌の中に登場する有名な茅ケ崎のシンボル、えぼし岩

真鶴半島沖、「かながわの景勝50選」にも選定されている観光名所、三ツ石。干潮のときは歩いて渡ることもできる

漁業が盛んな真鶴港の街並み。地元の暮らしと密接につながった港だ

船は〈オセアンブルー〉。広い船室にはテーブルとイスが設置され、ゆったりとリラックスしたクルージングを楽しむことができる
海上交通「かながわシーライド」モニタークルージングツアー
※定員に達し次第、参加受付終了
●梅香る季節の小田原クルーズ旅
実施日:2月14日(土)/航路:湘南港⇔小田原港
申込期限:1月27日(火)まで
●相模湾に沈む夕日と湘南の宝石を楽しむ江の島周遊
実施日:2月14日(土)/航路:江の島周遊
申込期限:1月27日(火)まで
●江の島と小田原・真鶴を結ぶクルージングツアー
実施日:3月7日(土)/航路:湘南港→小田原漁港→真鶴港→湘南港
申込期限:2月1日(日)まで
(お問い合わせ)
近畿日本ツーリスト「海上交通モニターツアー」事務局
TEL: 045-277-077(受付:平日10:00 ~ 17:00)
(文=有賀航平/Kazi編集部、写真提供=神奈川県)
本記事はKazi2026年2月号を再編したものです。
バックナンバーをぜひ。
