ヨット・モーターボートの専門月刊誌『Kazi』。2023年4月号は3月3日(金)発売です。表紙は静岡県重須の内浦造船で見事にレストアされた〈クレオパトラ〉(フォルモサ12mケッチ)
cover photo by Kaoru Soehata
フネを磨く、後世に残す/あるレストアの話
伝統を重んじる欧州の国々において「古い」という形容は、時代の評価をくぐり抜けた「本物」というニュアンスをもまとう。手を掛けて大事に使い込まれたものに宿る高いステータス。人から人へと時代を超えて受け継がれる崇高な精神。現代日本においても「ヴィンテージ」の意味を理解し、使い込まれた本物をレストアし、財産として受け継いでいこうという物語は生まれている。ヨット界で見つけた、そんなストーリーをいくつか紹介する。旧きものを愛でる歓びと、次代に受け継ぐ栄誉を知って欲しい。(松本和久)
桜の木の下のセーリング
今年の桜はやはり、海や川から愛でてみたい。全国の有名花見スポットから、花見に便利なアイデア集、そして花見を盛り上げるお弁当やスイーツまで。花見クルージングをまるごと楽しむ特集を組みました。しかし、どうして桜はこんなにも美しいのだろう。桜の木の下には……と、作家の梶井基次郎が夢想したデカダンス。そんなステキな水辺のお花見の世界へ帆を掲げましょう。
デュッセルドルフ・ボートショー 世界最大のボートショーを歩く
カンヌ、マイアミ、フォートローダデール、ジェノバなど、海外のボートショーはこれまでいろいろ見てきたが、世界最大のボートショーと聞くデュッセルドルフを訪れるのは初めてのことだった。丸4日間を取って見て歩いたが、内容が多彩でとても楽しい。次の機会にはあと数日余計に日程を組んで、また来たいと思わせるショーでした。(矢部洋一)
DMG MORI セーリングアカデミー 若手2人の決意
単独大西洋横断レース「ミニトランザット2023」、同2025出場を目指す、DMG MORIセーリングアカデミーの三瓶笙暉古(ふぇでりこ)と國米 創の2人。フランスのセーリング界に飛び込み、オフショアレースの登竜門とも言われるレースに挑戦する2人の決意とは。
グローブ40、第6レグで衝突事故/完走を目指して修理中
1月8日にスタートしたグローブ40第6レグを走る〈MIRAI〉が、UFO(未確認浮遊物体)に衝突したのは1月12日のこと。アルゼンチンのマル・デル・プラタに緊急入港し、艇を修理中のスキッパー、鈴木晶友さんにインタビューを実施した。当時の状況と修理の進捗、苦しい胸の内を語ってくれた。
全国ヨット部名鑑「駒澤大学体育会ヨット部」
全国の大学、高校、中学、ジュニア、実業団のヨット部を紹介する連載。第4回は関東水域の決勝進出を目指して元気いっぱいに活動を行う、駒澤大学体育会ヨット部を紹介します。
海ガール「カズ・マリンプロダクツにお邪魔します」
海ガール・矢口あやはさんがプラスチモ総輸入販売代理店、カズ・マリンプロダクツにお邪魔します。心踊るマリンギアの桃源郷の様子をご覧ください。
ニューモデル艇紹介は、ボート「アイロンマリンAMX34」(写真上)とボート「パーカー700パイロットハウス」 (写真下)。
パーカー700パイロットハウスの解説動画はコチラ↑
別冊付録 ジャパン インターナショナル ボートショー 2023 見どころガイド
国内最大のマリンイベント、ジャパン インターナショナル ボートショー。2023年はなんと全4会場での開催となり、本書は各見どころを網羅した必携の書。
月刊『Kazi』2023年4月号、ぜひご一読ください。
(文=Kazi編集部)
月刊『Kazi』4月号
●サイズ:297×210mm(A4判)
●ページ数:176ページ
●価格:1,390円
●発行:舵社
※詳細およびご購入はコチラから
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●GLOBE40 |〈MILAI〉がフランスに向けて再スタート