月刊『Kazi』2024年10月号の表紙を飾るのは、日本中のセーラーを熱狂させた、パリ五輪セーリング競技男女混合470級銀メダリストの岡田奎樹さんと吉岡美帆さんです!
COVER PHOTO / Junichi Hirai (BULKHEAD magazine JAPAN)
Kazi MOVIEでは岡田/吉岡ペアの特別インタビューを放送中!
日本セーリング界待望のニュースが舞い込んできました!20年ぶりとなる五輪セーリング競技でのメダル獲得の模様を、速報記事でお届けします!
今月号の特集は「デイセーラー&ウイークエンダー」。美しいシルエットと、セーリングの根源的な魅力をその身に宿し、多くのセーラーの心を魅了する憧れのジャンルです。そんなデイセーラー&ウイークエンダーの魅力を紹介しながら、このボートを“人生の相棒”として選び、幸せな時間を過ごすオーナーたちの物語を追っていきます。
第2特集もお見逃しなく。日本人の単独無寄港無補給世界一周の新旧記録保持者、白石康次郎さんと木村啓嗣さんの2人の対談は、10,000字の大ボリュームで掲載!
その他、「伝説の航路」に挑む木造船の冒険譚、真夏の大人気レース「第65回 パールレース」と「トランスサガミヨットレース 2024」のレポートなど、盛りだくさんの内容でお届けします!
今月号は快きデイクルーズから、雄大な長距離航海、そして熱く燃えるヨットレースまで。奥深く幅広いヨット&ボートの魅力が詰まった1冊となっています。皆さま、ぜひご一読ください!
パリ五輪男女混合470級で岡田/吉岡が銀メダル
フランス・マルセイユで開催されたパリ五輪セーリング競技の速報記事です。男女混合470級の岡田奎樹選手と吉岡美帆選手は、日本のセーリング界として20年ぶりのメダルとなる銀メダル獲得しました!
第1特集|MY FAVORITE MY FIRST MY DAYSAILER|デイセーラー、それは人生の相棒
ヨットとは、風をとらえ、風とたわむれ、自然の力だけで水面を滑るもの。これが根源的なヨットのあり方ではないだろうか。
では、既存のキールボートを振り返ろう。
求めるのは、外洋航海の時化にも揺るがない耐航性や確実な復原力。
長期のクルージングを快適にするギャレーやボンク、ヘッドの装備からなる居住性。
レースで勝利するための切り上がり角度やボートスピードといった帆走性能。
一生に一度の買い物でもあるヨットという乗り物に、求めるものが多くなるのは必然である。
ここでふと考える。
それらの付加価値を贅沢にも削ぎ落としたピュアセーリングボートとはなんだろう。
それがデイセーラー&ウイークエンダーという、一ジャンルなのかもしれない。
骨董品のような流麗なフォルム、美しいシアーライン。
昨今のデイセーラーは、そのクラシカルな船型に、現代的な高い帆走性能と安全性を共存させる。
多くの熟練セーラーたちを魅了してやまない、趣味人たちが愛する高尚なるジャンル。
デイセーラー、その魅惑の扉を、今開こう。
WALLY NANO MkII〈TARAGO〉
ワーリーナノMkII〈タラゴ〉|野村耕治さん
デイセーラー&オーナー紹介の第一弾は、新西宮ヨットハーバーをベースにセーリングを楽しむ野村耕治さんです。その愛艇はワーリーナノMk II〈タラゴ〉。
モダンクラシックの代名詞ともいえる、戦闘力を秘めたデイセーラーです。
10年間の熟考の末、野村さんが初めてのキールボートとしてこのボートを選んだ理由を伺いました。
ALERION EXPRESS 28〈ALERION〉
アレリオン エキスプレス28〈アレリオン〉|日髙芳子さん、博人さん
デイセーラー&オーナー紹介の第二弾は、油壺ボートサービスの代表を務める日髙芳子さんと夫の博人さん。
二人が選んだのは、名艇アレリオン エキスプレス28〈アレリオン〉です。
創業70年近い歴史をほこる油壺の老舗ヤードで、あまたの船を見守ってきた二人が到達した境地は、まさにデイセーラーの在り方そのものでした。
一生ものの相棒を探そう
デイセーラー&ピクニックボート図鑑
少人数でも操船できて、帆走性能も高いデイセーラー。
家族や仲間でゆとりあるデイクルーズを楽しめるピクニックボート。
あまたあるデイセーラー&ピクニックボートの中から、ボートデザイナー・永井 潤さんにおすすめの艇をピックアップしていただきます。
【短期集中連載】北西航路を走破した43ft木造ヨット、〈インテグリティ〉の大航海
「北西航路」とは、北米大陸の北に広がる北極海を横断して、大西洋と太平洋とを結ぶ伝説的な航路です。
この航路の横断を目指し、英国プリマスにある造船所で、自らの設計によるデッキ長43ftの木造カッター〈インテグリティ〉を建造したウィル・スターリング。
プロのボートビルダーであり、情熱にあふれるセーラーでもあるスターリングの冒険の物語を紹介します。
今年は風早!? 真夏のトラサガコース分析
静岡県下田市沖をスタートして、神奈川県三崎沖にフィニッシュする相模湾横断レース「リビエラカップ・トランスサガミヨットレース」。
名門チーム〈クレセント IV〉(J/121)のナビゲーター田口裕介さんに、この相模湾の大人気レースの人気の理由と、今大会のコースの分析・考察をお願いしました!
パールが導く外洋の世界
セーラーの心を焦がす180マイル
「華のパールレース」と呼ばれ、日本のロングレースの歴史を紡いできたこの大会。
65回目を迎えた今大会でも、その180マイルの旅路に多くのドラマが刻まれました。
国内の代表的な名門チームから、初めてのレースに挑んだ若武者まで、熱きロングレーサーたちの勇姿をご覧ください。
AC開幕! 観戦ガイド|アメリカズカップを数字で読み解く 歴史を創る者たち
第37回アメリカズカップ(以下、AC)の挑戦者決定シリーズ、ルイ・ヴィトン カップが開幕しました。
そこで、本誌で「新・アメリカズカップ日記」を連載するプロセーラーの西村一広さんから、あらためてACの基礎について解説していただきます。
今回はACの見どころを「数字」で読み解いていきましょう。
第2特集|白石康次郎×木村啓嗣 一万字対談|単独無寄港無補給世界一周の新旧記録保持者が語る航海
2024年、24歳の木村啓嗣さんが日本人最年少で単独無寄港無補給世界一周を達成しました。
従来の記録は、1994年に白石康次郎さんが樹立した26歳。
30年の時を経て、ついに更新された記録を記念し、白石さんと木村さん、2人のオーシャンセーラーによる特別な対談が実現しました。
フランス遠征の区切り
カルヴァドスカップコース3で3位の快挙
日本人女性初、そして日本人最年少となる、ミニトランザット2025(単独大西洋横断レース)への出場を目指す、高原奈緒さんによる不定期連載。
今回高原さんは、フランス屈指の難所を走るカルヴァドスカップ(Calvados Cup)に参戦。
3つのレースからなるシリーズレースの内、第3レースでは3位と躍進を果たします!
海ガール/ISPAの瀬戸内海トレーニング|潮汐・潮流、航海計画に挑む③
海ガール・矢口あやはさんが今月挑戦するのは、「ISPA瀬戸内海トレーニング」。
潮流と潮汐差が激しい瀬戸内海で、安全なクルージングを行うために必要な知識とスキルを学んでいきます!
瀬戸内海の名所を巡りながら、気づけば楽しく100マイル超の行程を走破したあやはさん。充実のトレーニングの模様をご覧ください♪
☆ニューモデル艇紹介は2艇です
ヨット「デュフォー41」
ボート「ノードスター33+」
※ページ末に各ボートの解説動画へのリンクがあります!
月刊『Kazi』2024年10月号、ぜひご一読ください。
月刊Kazi2024年10月号購入はコチラから
(文=Kazi編集部)
●サイズ:297×210mm(A4判)
●ページ数:176ページ
●価格:1,390円
●発行:舵社
デュフォー41の解説動画はコチラ↓
ノードスター33+の解説動画はコチラ↓
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●20年ぶりの快挙! 男女混合470級の岡田/吉岡が銀メダルに輝く|パリ五輪
●相模湾を横断! 最強にゴキゲンな夏のイベント「トランスサガミヨットレース2024」速報!