相模湾を横断する関東の夏のビッグイベント、リビエラカップ・トランスサガミヨットレース 2024(以下、トラサガ)が8月4日(日)10:00、素晴らしい天候のなかスタート。
参加艇はORCクラス19艇、IRCクラス42艇。静岡県伊豆下田沖をスタートし、神奈川県小網代のリビエラシーボニアマリーナ沖にフィニッシュする約48マイルのコースだ。
北から南に回る風向予報通りの展開となり、いち早く南風を求めて多くの艇が沖出しコースを選択。伊豆半島と伊豆大島の間を北東に流れる黒潮は、追い潮で約2~5kt! まさに高速道路状態の追い潮ラインを、各艇気持ちよく北上しフィニッシュを目指した。
ファーストホームは15時43分25秒にフィニッシュした〈からす〉(K36侍)。同時にIRC-Aクラス優勝も獲得した。IRC-Bクラスの優勝は〈MAJULIA〉(ベネトウ・ファースト36.7)、ORCディビジョンAの優勝は〈ヴィットリア〉(B&C IMS 37CR)、ORCディビジョンBの優勝は〈ビッグドリーム〉(スイング31)となった。
各クラスの上位3艇には、トラサガ恒例の豪華魚介盛り合わせが贈呈! 下田のイセエビや干物などが入ったスゴイプレゼント。1位に贈られる魚介は5万円相当です。
また今回は20周年記念大会ということで、着順20位の艇にはリビエラ逗子マリーナの高級リゾート「マリブホテル」の宿泊券が!
さらに各飛び賞としてリビエラリゾートで使用できる5万円のギフト券もプレゼント。
それでは、レース前の桟橋の様子から、スタート、そしてフィニッシュシーンを速報でお届けします。
メインカット|photo by Shigehiko Yamagishi (Kazi) | 下田沖を一斉にスタートするレーサーたち
リビエラカップ・トランスサガミヨットレース 2024
上位成績
ファーストホーム
からす(K36侍)
ORCディビジョンA
1位 ヴィットリア(B&C IMS 37CR)
2位 クレセントIV(J/121)
3位 アンディアーモIII(ファー36M)
ORCディビジョンB
1位 ビッグドリーム(スイング31)
2位 ベーシック(シーム31)
3位 フォルタレーザ(イオロス26+1)
IRC-Aクラス
1位 からす(K36侍)
2位 イレジスティブル(NEO350)
3位 スパンク(K36侍)
IRC-Bクラス
1位 MAJULIA(ベネトウ・ファースト36.7)
2位 コンステレーション(IMX 40)
3位 ヴィスコンティーナ(XP 33)
(文=中村剛司/Kazi編集部 写真=山岸重彦/舵社)
※リビエラカップ・トランスサガミヨットレース2024の記事は月刊『Kazi』2024年10月号に掲載予定。バックナンバーおよび電子版をぜひ
あわせて読みたい!
●初夏の相模湾の風物詩|絶景の初島を回航、初島ダブルハンドヨットレース|たった2人で挑む熱き戦い!
●第40回「若大将」カップ写真集|加山雄三さんが愛するレース
●月刊『Kazi』2024年9月号|特集は「レーサーの資質|いちセーラーから、レースの道へのステップアップ」