モデル業のほか、カートレースやコスメプロデュースなど多方面で活躍するファッションモデルのマギーさんが、最近ボートライフをスタートさせたという。マイボートを購入し、自分好みにカスタムしている、まさにその最中にお邪魔し、初めての寄港を伴うクルージングに同行させていただきつつ、あれこれを伺った。
当日、安田造船所(東京都大田区)に向かうと、オレンジ色に輝くキュートな〈Moon〉(ボストンホエラー170モントーク)を颯爽と乗りこなすマギーさんの姿が。隅田川を遡上して浅草へとクルージングしながら、彼女のボートライフについて聞いてみた。
――マギーさんがボートに乗り始めたきっかけは?
一昨年の夏、フネに乗せてもらう機会があって、自分でも操船したいという気持ちが芽生えて。チャンスが来たときにいつでもチャレンジできる準備をしておきたくて、まず2級ボート免許を取りました。
実は私の父はフネが好きで、セールボートで世界一周するのが夢。その話を聞いていたから、海とかフネの存在がすごく近かったんですね。昨年くらいからまたフネに乗せてもらう機会が増えて、安田造船所のみなさんと仲よくなって。それで自然と「私もフネに乗るのかな」と。気がついたらボートを買うところまできた、という感じですね。
初めて海に出たときの感覚はもう、忘れられないです。びっくりしたんですよ、「フネってこんなに解放的なんだ!」って。それまで東京湾って気持ちよさそうなイメージがなかったけど、実際にボートに乗ってみると、東京にいるのに解放されていく、ほぐれていく感覚になったんです。嫌なことがあったときに気分転換でサクッと海に出られたら人生が豊かになるな、と。
私はレーシングカートも持ってるんですが、やっぱり自分のもので練習するから愛着が湧くし、乗る時間が増えると思うんですね。なので、安田造船所にある一番小さい中古のフネを買って、自分のボートライフを豊かにしていけたらいいなと思ったんです。
カスタム中の愛艇〈Moon〉で出迎えてくれたマギーさん。Tトップやシート張り替え、フロアにチーク張りなど、まだまだこれから可愛く変身する予定だ
船外機のスズキDF90はホワイトにオレンジのラインとマギーさんのラッキーナンバー「14」をペイント。このパールがかったオレンジ色を出すのに、すごくこだわったそうだ
この日は、安田造船所を出て京浜運河を通って、隅田川を遡上し、浅草へランチクルージング
駒形橋のたもとにある簡易船着き場へ一時係留したら、浅草周辺をのんびり散歩
ランチは江戸時代から続くうなぎ料理の老舗「駒形 前川」にて、隅田川を眺めながら豪華な昼会席をいただく
ランチ後は東京スカイツリーを見に行くために原森川水門をくぐる。これもボートならでは景色
東京スカイツリーの近くまでボートで行けた。このサイズのボートだから見られる景色にテンションが上がる
ずっとステアリングを握り、ボートの師匠・ドクタープラネットの小山直誉さんにずっと質問し続けていたマギーさん。勉強熱心なので、操船技術も知識もメキメキ上達中だ
インタビューは、なぜ17フィートのボートを選んだのか、マイボートでやってみたいこと・遊んでみたいこと、愛艇のカスタムについてなど、いろいろ聞かせていただいたのだが、その詳細は月刊『BoatCLUB』9月号にて♪
マギーさんのYoutubeチャンネル「MAGGY's Beauty and Speed」でも、このときの取材の様子が紹介されているので、ぜひとも、ご覧いただきたい。
マギー
1992年生まれ。モデル業のほか、カートレースやコスメプロデュースなど多方面で活躍するマギーさんが、ついにボートデビュー。初めての愛艇は、自身の愛称と同じ〈Moon〉と名付けた
(まとめ=BoatCLUB編集部、写真=山岸重彦)
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