7月18日(金)から23日(水)にかけて、「2025年 オープンスキフ世界選手権」が兵庫県のウインドワードオーシャンクラブにて開催された。
計10カ国の選手たちがこの大会にエントリー。初日はオープニングセレモニーが行われ、翌日の19日から23日の5日間にわたってレースが実施された。U-13クラスとU-17クラスに分けられ、それぞれピンクとグリーンの大会ウエアを着用。国は違えど海では皆同じユニフォームで、戦いを繰り広げた。
会場となったウインドワードオーシャンクラブは、各国の子供たちとその親御さんたちでにぎわい、それぞれの国の言葉が飛び交う国際色豊かな雰囲気。参加選手たちはレースはもちろんだが、海外の同世代のセーラーたちとの交流を何より楽しんでいた様子だった。海外選手たちの中にはこの大会の後に、日本国内を観光してから帰国するといった予定を組んでいる方も多く見られ、この大会が「セーリング競技を通して日本の魅力を世界に発信する」というひとつの素晴らしいロールモデルとなったように思える。小学生から中学生というセーリング界のこれからの発展を担うジュニア選手たちが国境の意識をなくし、世界で活躍する土台を作るよいきっかけとなった大会だった。
そんな子供たちの活気にあふれたウインドワードオーシャンクラブの大会の様子を、KAZIオンラインがお届けいたします!
大会の最終成績は下記のリンクからチェック!
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2025年オープンスキフ世界選手権の記事は、月刊『Kazi』10月号(9月5日発売)に掲載予定です。
(文・写真=有賀航平/Kazi編集部)