自分で釣った魚を家に持ち帰り、料理を作って食べる──これぞ、釣りの醍醐味ではないでしょうか。
月刊『ボート倶楽部』で連載中の「Mr.ツリックの 弟子が来たから釣教してみた」では、釣行の様子だけでなく、釣果料理もテーマの一つとして掲載しています。
本サイト「舵オンライン」では、過去に掲載された記事の中から抜粋して、オリジナリティーあふれる釣果料理レシピをご紹介!
まずは、マダイを使った料理「桜鯛焼」ですゾ!!
●マダイ切り身半身 ●サクラエビ適量 ●タレ(トマト1個、レモン汁大さじ2.5、タマネギ1/4個、しょうゆ大さじ1、オリーブオイル大さじ2) ●塩、白こしょう、かたくり粉、オリーブオイル適量 ●卵黄1個分 ●大葉1~2枚 ●レモン果肉(タレでレモンを使った場合)
①サクラエビを粗い粉状になるまで砕く。フードプロセッサーではなく、香りを出すために、ここはやはりスリコギを使ってほしい
②トマトの皮をむく。トマトの下の部分に軽く十文字に切れ目をつけてから熱湯へ。皮がはがれたら、冷水で冷ましてから皮をむき、6~8等分に切る。種を取り除き、さいの目に切る
③トマト以外のタレの具材、調味料をボウルに入れてよくかき混ぜ、水分を切ったトマトを入れれば、タレの完成
④マダイはウロコをひいてから三枚におろし、血合い筋を取りつつ、血合いの部分で縦半分に切り分け、皮付きのまま刺身より大きめで厚めのそぎ切りにする
⑤切り分けたマダイに塩と白こしょうを軽くふりかけ、しばらく味をなじませてから、かたくり粉を全体に付けてから軽くはたいて粉を落とす。そして、よく溶いた卵黄をからませ、砕いたサクラエビを付ける
⑥フライパンに多めのオリーブオイルを入れ、マダイの皮目から焼く。サクラエビのピンク色と香りをそこなわないように、こんがりと焼くのがポイント。焼けたら、熱いうちにタレをかけ大葉とレモン果肉をあしらえば完成ダ
マダイが釣れた際には、ぜひ作ってみてください。
(まとめ=BoatCLUB編集部/井之上晴菜 写真=舵社/宮崎克彦)
須藤恭介(すとう・きょうすけ)
愛称、Mr.ツリック。長年、本誌の筆者として活躍。現在、月刊『BoatCLUB』にて連載中の「弟子が来たから釣教してみた」では、釣りだけでなく、釣果料理のノウハウを弟子に教えている。