自分で釣った魚を家に持ち帰り、料理を作って食べる──これぞ、釣りの醍醐味ではないでしょうか。
月刊『ボート倶楽部』の連載「Mr.ツリックの 弟子が来たから釣教してみた」では、釣行の様子だけでなく、釣果料理もテーマの一つとして掲載。
※2021年5月号からは、「孤高の釣り人Mr.ツリックの ふらっと貸しボートに乗りにきた」にリニューアルしました。引き続き釣果料理も紹介しています。
本サイト「舵オンライン」では、過去に掲載された記事の中から抜粋して、オリジナリティーあふれる釣果料理レシピをご紹介!
今回は、シロギスのフリッターのチリソースがけ「キスチリ」です。冷めてもおいしい、お弁当にもうってつけですヨ!
●シロギス 7~8尾 ●小麦粉 適量 ●卵 1個 ●ニンニク 1かけ ●長ネギ 1/2本 ●焼酎 1/2カップ ●酒 大さじ1 ●ソース(豆板醤 小さじ1、トリガラ顆粒スープ 大さじ1、トマトケチャップ大さじ3、片栗粉 小さじ2、砂糖小さじ1、塩 小さじ1/2、水 70ml) ●青菜 適量
①シロギスはウロコ、頭、内臓を取って背開きに。腹骨は取らなくてもOKですが、おなかの黒い薄皮はキレイに取ること。これを取らないと臭みが残ります。その後、塩水に数分漬けておきます
②塩水から上げたシロギスはていねいに水分を拭き取ります。お好みでこしょうか、さんしょうを振りかけてもOK。もちろん、なにもかけないのもアリです。その後、小麦粉をまぶしておきます
③溶いた卵を焼酎でのばし、通常の天ぷらより硬めの天ぷら衣を作り、②のシロギスを衣にくぐらせて180度の油でよく揚げます。表面が硬くなり、箸で持ったときのジジジ・・・って音が消えたときが上げ時だゾ
④ニンニクをみじん切りにし、油をひいたフライパンで焦がさないように炒め、香りが立ったら、1/2本分の長ネギのみじん切りと酒を加える
⑤豆板醤、トリガラ顆粒スープ、トマトケチャップ、片栗粉、砂糖、塩、水を混ぜたソースを加え、ひと煮立ちさせる
⑥ ③のシロギスを加えてソースにからめる、もしくは皿に③を盛り、その上からフライパンのソースをかける。最後に、青菜をあしらって完成です
(まとめ=BoatCLUB編集部/井之上晴菜 写真=舵社/山岸重彦)
須藤恭介(すとう・きょうすけ)
愛称、Mr.ツリック。長年、月刊『ボート倶楽部』の筆者として活躍。現在、同誌に連載中の「孤高の釣り人Mr.ツリックの ふらっと貸しボートに乗りにきた」では、釣りだけでなく、釣果料理のノウハウを弟子に教えている。
※本記事は『ボート俱楽部』2020年7月号から抜粋したものです。バックナンバーおよび最新刊もぜひご覧ください。
あわせて読みたい!
●「7/5発売『BoatCLUB』8月号/憧れのボートライフ」内容詳細はコチラ