月刊『BoatCLUB』で連載中の「弟子が来たから釣教してみた」の誌面に何度も登場し、これを使えば魚が釣れるとウワサの(!?)Mr.ツリック自作の仕掛け、「刺繍カブラ」の作り方をご紹介!
●ハリス用のイト:ナイロン系の8号 ●チヌバリ5号、6号 ●よりもどし用のイト:ナイロン8号またはフロロカーボン3号 ●ステンサルカン6号 ●中通しオモリ(お好みのもの) ●刺繍糸5色
ナイロン系のイトを、チヌバリには外掛け結び、ステンサルカンにはクリンチノットで結んでおく。
下写真は、左:チヌバリ5号+ハリス15センチ、中央:チヌバリ6号+ハリス20センチ、右:ステンサルカン+よりもどしのイト30センチ(このイトはフロロカーボンでも可)
①刺繍糸を指に20回巻く。1色だけでなく、5色を4回巻きずつ
②巻き終えたら、人差し指によりもどしのイトを通して、クラブヒッチで結ぶ
③さらに追いヒッチで固定
④刺繍糸から指を外す。2本のハリスを、ステンサルカンにクリンチノットで結ぶ
⑤刺繍糸の輪っかを切る
⑥ハリが見えるような長さで刺繍糸を切る。このあと、中通しオモリの穴によりもどしのイトを通せば完成!
海へ出られない日が多くなるこれからの寒い季節にこそ、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
(まとめ=BoatCLUB編集部/井之上晴菜 写真=舵社/宮崎克彦)
須藤恭介(すとう・きょうすけ)
愛称、Mr.ツリック。長年、本誌の筆者として活躍。現在連載中の「弟子が来たから釣教してみた」では、釣りや料理のノウハウを弟子に教えている。