【Sea"Trip"Style】#9瀬戸内海東部/多島海で釣り&クルーズを満喫!

2022.10.11

釣りガール・晴山由梨ちゃんが、ヤマハマリンクラブ・シースタイルの各地のホームマリーナを訪れ、その海域でレンタルボート遊びを満喫する、『ボート倶楽部』の連載「Sea"Trip"Style」。

舵オンラインでは、その連載で過去に訪れたホームマリーナの魅力を、誌面では紹介しきれなかったオフショットとともに、あらためてご紹介したい。


今回は、2022年9月号で訪れた、ナスボート牛窓マリーナ(岡山県)での遊び方。
まずは、紹介動画をご覧あれ!

 

※本記事の取材は2022年6月に実施したものです

 

 

牛窓沖は、前島、青島、黄島、黒島などが浮かぶ多島海で、一年を通して晴れの日が多く、穏やかな海面と美しい島々の景観は日本のエーゲ海ともいわれている。また、島によって複雑な潮の流れができることから釣りポイントが点在し、魚影の濃い海が広がっている。そんな釣りもクルージングも楽しめる海域でたっぷりと満喫してきた様子をお届け。

 

ナスボート牛窓マリーナ
ボート保管のみならず、メンテナンスや修理はもちろんのこと、新艇・中古艇の販売やレンタルボートなど、幅広く展開するマリーナ

〒701-4302 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓4180
TEL:0869-34-2498
定休日:火曜日(その他は月によって異なるので、HPのカレンダーを要チェック)
営業時間:【4~9月】9:00~18:00(土日祝は8:00~)、【10~3月】9:00~17:30(土日祝8:30~)

 

レンタルボート利用者が利用できるコンテナで更衣室もあり。ロッドが付いた手作りの看板が光る

 

マリーナに到着すると迎えてくれたのは、今回のナビゲーターである那須健太さんと田中大貴さん。潮や天候を考慮した完璧プランを携えて待っていてくれた。到着がお昼時だったので、早速ランチに行こうと出港である。

 

マリーナ近くにあるホテルリマーニの桟橋に到着し、贅沢なランチをいただく。今回はお造りやあなご飯など和食のメニューだったが、洋食も選べるので、行った際には存分に悩んでいただきたい

 

おなかいっぱいになったあとは、お楽しみの釣りへ! 進むにつれ大小さまざまな島影が見えてきて、これぞ瀬戸内海!な光景が続く。この日は午後だけの釣りだったので、近場の黄島周りで釣りをすることに。

 

今回の使用艇ヤマハAX220にてタイラバでの釣りを開始。水深は30メートルくらいだったので、45グラムのヘッドを使って、シンプルがいいというアドバイスによりみんなシンプルなネクタイで釣り開始

 

なんと釣れたのは、撮影艇に乗っていた田中さんのほうだった! AX220に乗っていた由梨ちゃんと那須さんにはアタリがない・・・。釣りはまた翌日もあるのでと粘らず、この日は早々に終了。ちょうど干潮時を迎えるという黒島へ向かうことに。干潮時にだけ現れる砂州があるのだ

 

黒島ヴィーナスロードと呼ばれる砂州。この日はあいにくの曇天だったが、晴天下ならば青空が海面に映ってさらにきれいだったろう。黒島の桟橋は観光船が出入りするので、邪魔にならないように注意。行く際は必ずマリーナに相談するべし

 

木につるされたブランコを発見して早速漕ぐ由梨ちゃん。海辺にあるブランコはつい漕ぎたくなる不思議よ

 

翌日は朝から釣りへ。前日釣れなかったと聞いたマリーナの社長が、「絶対釣れる」というタイラバのネクタイ&フックをくれたので、それを携えてリベンジだ。
この日は直島に上陸してランチの予定だったため、直島方面へ向かう。マリーナから30分程度、直島の東にある小豊島周り、水深10~20メートルの浅めのポイントでタイラバを落とす。

 

最初に釣り上げたのは那須さん。きれいなマダイだ。このあたりのマダイは水深が浅いために横に走るのでヒキがまるで青ものみたい。よく引くから楽しい、と聞いて俄然やる気になる由梨ちゃん

 

由梨ちゃんにも待望のヒット。すごい引く!と言いながら巻き巻き。那須さんがタモを持って待ち構える

 

上がってきたのは本命のマダイ! やり取りを存分に楽しんだあと、しっかりとタモ入れしてもらう

 

本取材、由梨ちゃんにとって最初の1尾となったマダイ。「すごい引くから楽しい!」とご満悦な様子

 

一段落したところで、直島の東側のビジター桟橋に係留するべく向かった。ビジター桟橋は事前の予約をしたうえで、係留後は「本村ラウンジ&アーカイブ」という観光案内所のようなところで入港手続きをする。その後、ランチを予定していた「カフェサロン中奥」へ!

 

昭和レトロな一軒家で、どこか懐かしさを感じる木造空間の「カフェサロン中奥」。メニューは学級日誌風で、かわいいイラスト付き。看板メニューとなるオムライスをいただき、地元産の果物を使ったサイダーやソーダで喉をうるおす

 

満腹になったところで釣り再開。直島の東側にある豊島周りをねらうも、なかなかアタリなし。そんな状況を見て、タイラバをカーリータイプのネクタイからシンプルなスカートだけにして落とす由梨ちゃん。これが功を奏したのか、ラストにまたしてもマダイをゲットした。

 

午前中に釣ったものより一回りほど大きなマダイをゲットして喜びの笑顔が弾けた

 

田中さんと那須さんもさすがの様子で順調に数を伸ばし、満足な釣果に

 

帰りは根魚もねらえるポイントを通してくれたのだが、釣れるのはマダイばかり。なんとも贅沢な釣りとなった

 

『ボート倶楽部』2022年9月号には、マリーナの周辺情報も掲載。ボート遊びの帰りに立ち寄れる食事処や観光スポット、お土産などが紹介されているので、ぜひそちらもご覧いただきたい

 

晴山由梨(はれやま・ゆり)
4代目アングラーズアイドル。ダイワのフィールドスタッフ、シーガーのフィールドテスター、キャスティングのイメージガール、つりジェンヌのアンバサダーなどを務め、各種メディアにて活躍中。プライベートでもヤマハマリンクラブ・シースタイルを利用して仲間と釣りに行く。

 

(文=BoatCLUB編集部/茂木春菜 写真&動画=舵社/宮崎克彦)

 

※本記事は『ボート倶楽部』2022年9月号より抜粋。バックナンバー電子版最新刊も、ぜひご覧ください。


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