船外機メーカーとして多くの人々のボートライフを支えるトーハツは、「ILMOR ENGINEERING」(本社・米国ミシガン州、以下イルモア)と、電動船外機開発におけるパートナーシップ契約を締結した。
レース用エンジン及びプレジャーボート用船内機メーカーで、高度なエンジニアリング技術を有するイルモアとの協業により、今後、市場の拡大が見込まれる電動船外機分野において、両社にて電動船外機の開発を推進し、モデル・ラインナップを拡充していく。
イルモア社は1984年に設立され、INDYCAR、NASCAR及びARCAなどのモータースポーツ分野において、レース用エンジンの開発を展開している。2001年にはマリンレジャー分野に事業を拡大し、高い技術力を活かし、多くの船舶用推進システムを開発、製造中だ。同社の船内機は「Master Craft」、「FORMULA」、また「AVIARA」、「Star Craft」といった数多くのプレジャーボートで採用されている
今後、イルモアとトーハツ両社による協業において、イルモアの卓越した技術と、トーハツが持つ船外機に関する高い技術、経験を融合し、革新的な次世代の電動船外機の開発を行う。この協業の第一弾として、2024年度中に「6.0kW 電動船外機」を米国、カナダ及び欧州にて販売を開始する。また、本製品プロトタイプが2024年2月14日から18日まで開催されるフロリダのマイアミボートショーへ出展される
今年、102周年目を迎えるトーハツは、船外機、舟艇の分野でも、その高い技術力で知られている。今後の製品開発から目が離せない
(問)トーハツ 海外事業部
TEL: 03-3966-3117
E-mail: contactex@tohatsu.co.jp
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