東京オリンピック開幕まで2週間と迫った7月9日(金)、セーリング競技に出場する全10種目15人の日本代表選手団の壮行会が実施された。
コロナ禍ということで、残念ながらオンラインではあったものの、15人の選手が一同に会した。ほとんどの選手が国内で調整を続ける中、拠点のニュージーランドからオーストラリアに移動して練習を重ねていた49er級の高橋 稜/小泉維吹(Japan SailGP Team/早稲田大学)も、現地からオンラインで参加。このあと日本に移動して最終調整に入るという。
壮行会は日本セーリング連盟(JSAF)の河野博文会長のあいさつに始まり、名誉総裁の高円宮妃久子殿下のビデオメッセージ、来賓のあいさつ、選手に寄せられた祝電も披露された。その後、トップ画像の男子470級の岡田奎樹/外薗潤平(トヨタ自動車東日本/九州旅客鉄道)のように各種目の選手紹介に移り、司会からの質問に答える形で選手たちは抱負などを語った。
壮行会冒頭にあいさつした、日本セーリング連盟の河野博文会長
©JSAF
セーリング競技日本代表選手団監督の中村健次氏も登場し、次のようにあいさつした。
「日本チームに追い風が吹くように応援をよろしくお願いいたします。(選手たちには)オリンピックが開催されることに感謝しながら参加してもらいたい、健康で自分の実力を発揮できるように集中してやってもらいたいと思います」
セーリング競技日本代表選手団監督の中村健次氏
©JSAF
なお、この壮行会の様子はJSAFの公式YouTubeチャンネル「Sailing TV JSAF」に後日アップロードされる予定とのこと。
セーリング競技は7月25日(日)に、男子RS:X級、女子RS:X級、レーザー級、レーザーラジアル級の4種目からスタートする。
日本セーリング連盟 オリンピック強化委員会
●セーリング競技日本代表選手団:
https://jsaf-osc.jp/tokyo2020/tokyo2020_player.php
●公式サイト:
https://jsaf-osc.jp/
(文=森口史奈/Kazi編集部 写真=日本セーリング連盟)
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