やってきたのは神奈川県逗子市にありますマリンボックス100。相模湾のディンギーの聖地のひとつとして知られる老舗のマリンアクティビティー拠点です。ヨットはもちろん、SUPやカヤック、モーターボートなどさまざまなマリンギアを楽しめます。
今回、海ガールの矢口あやはさんに課せられたミッションは・・・、シングルハンドディンギーで、マーク1周ひとりでできるまで帰れま10(テン)!
果たしてマーク回航できるのでしょうか!
メインカット | photo by Shigehiko Yamagishi | マリンボックス100のゲレンデ、神奈川県逗子湾で出艇準備完了。マークブイを手に緊張するあやはさん(中央)を優しく指導してくださった渡邉 真さん(左端)と、植木 晃さん(右端)
今日はかなりの無理難題、マーク回航! まずはひじタッチでご挨拶!
マリンボックス100では座学は短時間で終え、少しでも長く実技をこなすことを重要視する。今回は、あやはさんの理解度を確認した程度
教室に設置した本物のティラーセットで即解説する渡邉さん
シーホッパー級の艤装を体験。シングルハンドディンギーは経験済みだが!?
合格です!
ブームを下方に引くことで、セールを浅くさせる。マストも曲がる(前に押す)。リーチが閉じる(ツイスト減)
メインセールのフットを後方に引いてボトム(セール下部)を浅くする。リーチが開く
メインセールのラフを下方に引いて、セールを浅くしドラフトが前に移動。リーチが開く
「黒球を付けたから、完沈(かんちん)しないよ」と植木さん
希望者には陸上トレーニングも開催。操船時間を多く取るため、陸上は簡潔に
植木さんから基本姿勢を学ぶ。「まあ、とりあえず海に出ましょう」と植木さん(笑)
タッキング開始!
ブームをくぐって・・・
エクステンションを戻す!
この日は南南西の風。葉山港防波堤赤灯台がほぼ南。実際はさらに西に回った
船台を引いて海へ。バウは常に風上をキープ
船台を抜いてセンターボードを設置し乗り込む
では、行ってまいります! 次号へ続く!
矢口あやはさんが執筆した、記事本編は月刊『Kazi』2023年9月号でぜひご覧ください♪
海ガールあやはさん、マーク回航に挑戦(2)は近日公開
(文=中村剛司/Kazi編集部 写真=山岸重彦/舵社)
※関連記事は、月刊『Kazi』2023年9月号にも掲載。バックナンバーおよび電子版をぜひ
矢口あやは
Kazi誌にて連載「矢口あやは、海ガールはじめました!」執筆中。6月14日、大阪生まれ。ライター、ときどきイラストレーター。旅行誌やカルチャー誌を中心に、グルメ、歴史、美容などのジャンルで活動。生物が好きで2014年に狩猟免許取得。2020年に1級ボート免許取得、さらに2021年に3級海上特殊無線免許取得。夢はヨットで世界一周。
ブログ:https://ayaha-yaguchi.amebaownd.com/
インスタグラム:https://www.instagram.com/ayaha614/
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