月刊『ボート倶楽部』11月号(2020年10月5日発売)でも紹介している「ワインド釣法」は、激しいダートアクションで魚の好奇心を刺激し、ルアーに寄ってきた魚を“掛けて”釣る、まさに攻めの釣り。魚の食いっ気がなくなった時間帯でも、スイッチを入れるような挑発的な釣りができるので、ぜひとも知っておきたい釣法の一つだ。
ワインド釣法は、ざっくりいうと「ワインド専用ルアーを投げて、4~5回シャクって、テンションフォール」するだけ。やることはシンプルなのだが、いかんせん体力勝負みたいなところもあるので、極力省エネ戦略で望みたいところ。
ワインド専用ルアー(右)は、見た目は普通のジグヘッドルアーだが、激しく左右にダートするように設計されている。普通のジグヘッドルアー(左)と併用し、状況に合わせて使い分けるといいだろう
激しいアクションで魚を誘うワインド釣法。体力との勝負でもあるので、極力軽いタックルで臨みたい。写真は、伊勢湾のガイド船「クラブカイト」代表の栗田竜男さん
軽量タックルがワインド攻略のカギ。右がノリーズRPO610MS2とシマノのC3000番リール、左がノリーズRPO610LS2とシマノの2500番リール
また、ワインド釣法は、ガッツリ捕食の釣りではなく、コツッという繊細なアタリを取っていく釣りだ。そのため、高感度なタックルが求められるが、ここにおいても軽さは重要になってくる。軽いタックルのほうが、小さいアタリをシャープにとらえることができるからだ。
さらに、この「アタリを取る」という点に関しては、高弾性ロッドのほうがいいということも忘れてはいけない。グニャグニャする軟らかい素材よりも、パキッとした硬い素材のほうが、微かなアタリをしっかりと手元に届けてくれるというのは、誰しも理解できることだろう。
軽量タックルを使いこなし、ワインド釣法でフィッシュイーターたちを釣り上げよう! 一度やってみれば、その魅力にハマること間違いなしだ
タックルを軽量化し、少しでも多くシャクることができれば、その分チャンスは増えてくるし、増えたバイトをとらえやすくなる。ぜひ、専用のルアーと軽くて高感度のタックルを用意して、ワインド釣法に挑戦してみてはいかがだろうか?
ベテラン船長のもとでワインド釣法を体験したいという方は、月刊『ボート倶楽部』でもおなじみのガイド船船長・栗田竜男さんのクラブカイトがオススメ。
クラブカイト
TEL:090-8544-4820
http://www.ps-kaito.jp/
(文=BoatCLUB編集部/幸野庸平 写真=舵社/山岸重彦)
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