日本でもおなじみのベネトウ(Beneteau|フランス)が、今年創立140周年を迎えた。
ベネトウは、セールボートとパワーボートの双方を手がけるビルダー。スタイルもサイズもさまざまなモデルを広く扱っている。
現在はグループベネトウ(Groupe Benetau)として、実に21ブランドにもおよぶ関連企業を傘下に収め、グループ全体での従業員数は8,000人をゆうに超える。
ざっと名前を挙げただけでも、ジャノー、ラグーン、プレステージ、エクセス、デルフィア、ウェルクラフト、スカラブなど、日本でもおなじみのブランドがずらり。リフィット、チャーターヨット、さらにはアプリやファイナンスにいたるまで、プレジャーボートのすべてをカバーするような企業が並び、圧倒的な規模でマーケットの主役の座に君臨している。
さてベネトウ社が創業140周年を迎えるにあたって、今年は世界規模でそれを祝うイベントが催されている
6月8日(土)には、日本における総輸入販売元であるファーストマリーンが、シティマリーナヴェラシス(神奈川県横須賀市)で、ベネトウ創立140周年記念パーティーを開催した
パーティーには、ベネトウ艇オーナーと関係者ら60人を超える方が来場。夕暮れ時から日没後の過ごしやすい時間帯に、おいしい食事と生演奏を楽しみながら、海とプレジャーボーティングを愛する人たちの語らいの場となった
桟橋にはベネトウ・オセアニス51.1とエクセス11の2艇が舫われ、とても素敵な雰囲気を演出していた
ファーストマリーンの会長を務める関口徹夫さん(上写真左端)によれば、「現在までに、グループベネトウ全体で1,000隻以上が日本の海に浮かんだ」とのこと。日本のユーザーに、ベネトウをはじめとするグループ各社のセールボートやパワーボートが非常に愛されているということはいうまでもない
また、昨年7月からファーストマリーンの社長に就任した藤本 伸さんは、「弊社は1987年にベネトウ社のセールボートの輸入販売を開始し37年が経ちました。まさにベネトウ社とともに歩んできた37年です。これから先、50年、60年と、皆さまとともに楽しいマリンライフを作っていけたらよいなと思っております」と話した。
歴史を紡ぎ続けるベネトウが、日本の海をますます豊かに彩ってくれるに違いない。
(文=舵社/安藤 健 写真=舵社/落合明人)
(問い合わせ)
ベネトウ国内総輸入販売元
ファーストマリーン
TEL: 0468-79-2111
https://www.firstmarine.co.jp/
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