ちょっと手間がかかりそうなお料理でも、簡単にフネの上で作れるようにアレンジしたレシピを提案してくれる西原佳江さん。今回はクラムチャウダーを教えてもらいました。
「アサリの缶の煮汁を使って旨味を出すので、絶対に捨てないでください。缶によって塩分量が異なるので、最後の調味(手順4)は塩加減を見ながらにしてくださいね。アサリの身は固くならないように、温める程度に火にかけます」(西原)
おいしいバゲットを添えて召し上がれ。
【材料/2〜3人分】
・アサリ水煮缶……1個(130g)
・ジャガイモ……1個
・タマネギ(中)……1/2個
・バター……20g
・小麦粉……小さじ2
・牛乳……200cc
・塩……小さじ1/4
・黒コショウ……適量
【手順】
1.皮を剥いたジャガイモとタマネギは、1cm角の大きさに切る
2.フライパンにバター、ジャガイモ、タマネギを入れて、弱めの中火でタマネギが透き通るまで炒める
3.小麦粉を加えてまんべんなく混ぜ、アサリ缶の煮汁のみを入れてよく混ぜる。牛乳(常温保存可能な牛乳が便利)を入れて、沸騰したら弱火で3分煮る
4.アサリの身を入れて、温まったら塩と黒コショウで味を調える。器に盛り、お好みでパセリを散らす
この記事は、月刊『Kazi』2022年12月号の「船上料理の達人」を再編集したものです。
(文=Kazi編集部/森口史奈 写真=舵社 監修=西原佳江)
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