9月25日(月)13時38分(フランス時間、以下同)にスタートした、シングルハンド大西洋横断レース「ミニ・トランザット2023」。日本からはDMG MORIセーリングアカデミーの三瓶笙暉古(ふぇでりこ)が出場しています。日本人セーラーの出場は、2019年大会の鈴木晶友以来、3人目となります。
スタート時の三瓶笙暉古選手
参加艇数はプロトタイプクラスに31艇、シリーズクラスに59艇の計90艇。三瓶選手はプロトタイプクラスで、同アカデミーのフランス人女性セーラーのロール・ギャレーも同じクラスに出場中。ギャレー選手は10月1日(日)4時時点でプロトタイプクラスのトップを走っています。
三瓶選手は28日(木)16時30分ごろ、最大30ktの風の中、ディスマスト。スペインのカリニョ港まで救助艇に曳航され、無事に到着しました。また、三瓶選手にケガはなく、今後チームのマネジャーと対策を練るとのことです。
※三瓶選手はリタイアを表明しました。(日本時間10月2日10時加筆)
ロール・ギャレー選手
10月1日4時時点のプロトタイプクラスのトラッキング
スタート地点のレ・サーブル=ドロンヌには90艇のミニ6.50がずらり。左上に見える1048がギャレー選手の艇
(文=森口史奈/Kazi編集部 写真=Vincent Olivaud / LA BOULANGÈRE MINI TRANSAT)
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