読者のみなさまから寄せられたボート遊びに関するレポートを掲載している、月刊『ボート倶楽部』の読者投稿記事「進め! BCフィールドレポーターズ」。
「舵オンライン」では、過去に掲載された記事の中から抜粋して再掲していきます。
●BOAT:〈イマジン〉 (ヤマハYF-23)
●FIELD:三重県・志摩沖
●TARGET:マダイ、アマダイ、青もの、イサキ、ハタ類など
(メイン写真説明)
(左)今の愛艇ヤマハYF-23です。購入したのは2020年の秋でした。
(右)いちばんつけたかった艤装はミンコタ・アイパイロットでした
ボートフィッシングが好きで、今から15年ぐらい前までは福井県の小浜湾、つまり日本海側にボートを置いて、釣りをしていました。ですが、そのエリアは一年のうち5カ月ぐらい、釣りができない期間があるのが悩みの種でした。
そのうち、どうしても、夏涼しくて冬暖かい太平洋にボートを移動したくなってしまい、ものは試しと三重県志摩市にある船越漁港にお邪魔しました。するとその風景の素晴らしさや人々のあたたかさ、そして魚のおいしさに衝撃を受け、マイボートを移動させることを即決しました。
マイボートを係留している船越漁港から出発し、深谷水道を通っていくと、10~20分ぐらいで太平洋に出て、志摩沖のポイントに到着できます(この深谷水道の幅がけっこう狭いので、毎回スリル満点です)。
まず、1月から2月にかけてはアマダイ一色! 釣趣はイマイチですが食味はかなりの高得点(ゲストのイトヨリダイやレンコダイ〔キダイ〕もうまい!)。水温が下がって潮が澄んでくると、ほかの魚は釣りにくくなりますが、この子たちはそれからが本番というイメージをもっています。
昨年の1月。ゲストのイトヨリダイに挟まれるアマダイさん
そして3月から4月は、水温が安定せず、釣果にめちゃくちゃムラが生じる季節です。ですが、この時季に釣れるマダイやシロアマダイは、味型ともに最高です(ちなみに昨年のマダイは70センチ、シロアマダイは52センチが最高記録でした)。
5月~6月は落とし込みのヒラメや青もの、サバなどが楽しい時季。あとは7月までが、腹パンのイサキが絶好期を迎えます。
昨年6月某日、イサキがたくさん釣れました
そこから始まる暑い夏ですが、日本海より太平洋のほうが涼しく、なんといってもハタ系がめっぽう面白い。 そして秋からはワラサ(ブリの若魚)や大アジ、スマなどにお目にかかることが多いです。
そのほかにも、おいしいメイチダイやホウボウ、マトウダイ、シロギスなどさまざまな魚が釣れる志摩沖は、ホンマに素晴らしいフィールドです。ただし、私のボートでは、マグロ30キロとか50キロは死ぬまで無理かも……なんせ、波と酒にすぐ酔うオッサンですから。
今年の1月。年明け直後は寒波続きで思うように出られませんでしたが、マイペースで楽しんでおります
(まとめ=BoatCLUB編集部)
※本記事は、『BoatCLUB』2022年4月号に掲載された記事を一部抜粋したものです。最新刊およびバックナンバーもぜひご覧ください。
ボートは艇種を問いません! すべてのボートを大歓迎! 愛艇やボートライフの紹介、艤装のアイデア、釣行レポートなど、テーマはなんでもOKです。
レポートが採用された方には原稿料、掲載誌のほか、フィールドレポーター・スペシャルステッカー(赤ステ)&チビステをプレゼント。
ちなみに赤ステは、ほかでは絶対手に入らない、レポーター限定の特別バージョンです!
興味がある方は、どうぞお気軽に編集部までご連絡ください!
■書き方
[原稿の形式] 手書き、PCなど、なんでもOK ※質問に答えを書き込むタイプの「ご執筆用質問シート」を、こちらからお送りすることも可能です
[スタイル] である調、ですます調のどちらでもOK
[文章量] 2,400字程度
[イラストの下絵] 必要があればポイント図、タックル図、テクニック解説図など
[写真] 8~10枚、できれば多めにお送りください ※各写真に説明を付けてください
[投稿方法] 郵送、EメールどちらでもOKです
■送り先
〒105-0013 東京都港区浜松町1-2-17 ストークベル浜松町3F
舵社『ボート倶楽部』編集部 読者レポート係
TEL:03-3434-5182 FAX:03-3434-2640
E-mail: boatclub@kazi.co.jp
合わせて読みたい!
●『BoatCLUB』読者投稿/#14 スロープレールで試行錯誤