明治維新の舞台・萩へ。縁あって実現したボート釣り仲間との遠征釣行

2024.11.24

普段は長崎県北部の北九十九島をホームグラウンドに、ウキ流し釣りを中心に楽しんでいますが、縁あって今年2月下旬に山口県萩市へ遠征し、ボート釣り仲間のさかなさんの愛艇にお邪魔しました。

 

(トップ画像説明)
桟橋に舫われたさかなさんの愛艇〈SAKANAⅡ〉。ボルボ・ペンタのディーゼルエンジン&ドライブを持つ船内外機艇で、乗ってみると重心が低く安定しているなと感じました

 

『BoatCLUB』読者投稿/#40
永田茂康さん

●BOAT:〈SAKANAⅡ〉(ヤマハFC-24SD)
●FIELD:萩沖(日本海)

 

海から眺める景色は遠征時の大きな楽しみの一つ。私の地元、佐世保九十九島は小さな島々が密集していますが、ここ萩の海は大きな島がしっかりとした距離をとって並んでいる感じです

 

時季的に天候が危ぶまれたのですが、さかなさんの予想がぴたりと的中し、迎えた釣行当日は相当レアな釣り日和となりました。ただ、さかなさんによると昼前に風が出る見込みで、10時くらいまでで沖上がりという想定に。

朝7時にマリーナへ行くとほぼ無風。準備して30分後に出港。沖のポイントへ移動し、8時少し前からいよいよ釣り開始! エンジンはかけたままでシーアンカーは入れず、ポイント周辺を探ります。

 

この日の私のタックルは、6.3フィートライトジギングロッドに小型ベイトリール。PEは2号を150メートル+リーダー30ポンド。ルアーはジグパラゼブラグロー80グラムでスタート。ちなみにさかなさんの一番手はブレード付き60グラムのジグでした

 

10分ほどたったころ、さかなさんにファーストヒット!キープサイズのカサゴです。

私はさかなさんのレクチャーを受けながらジャークを続けましたが、さかなさんにはたびたびアタリがあるものの私には皆無。腕の悪いゲストを気遣ってか、実績場へ移動するさかなさん。その際ルアーチェンジをすすめられ、ブレード付きジグの赤金60グラムをお借りすることに。ボトムを取って、ハーフピッチジャークを数回経たあとにやっと待望のアタリ! そして私も、本日初となるキープサイズのカサゴをゲット。

魚の反応があるとモチベーションが上がります。さらに続けると8時30分ごろ、グンッ! と、これまでと違うアタリが! 数回の締め込みがありつつもていねいにやり取りした結果、姿を見せたのは良型のキジハタ。しっかりとリアフックに掛かっているのを水面で確認し、一気に抜き上げるとなんと44センチ、良型です。

 

さかなさんのおかげでキジハタゲットできました。私にとってキジハタは釣ってよし食べてよしの最高の獲物。思わずほほが緩みます。

 

その後もアタリが続き、さかなさんもキープサイズのキジハタをキャッチ! 萩ではキジハタの放流事業が行われており、30 センチ以下はリリースのルール。さかなさんによれば、リリースサイズも含めれば一回の釣行で2ケタ釣れることも珍しくないそうです

 

9時を過ぎるとさかなさんの見立てどおり北風が吹き始め、風裏へ移動して釣りを続けましたが、アタリも少なくなり、波も出てきたので安全マージンを残した状態で10時にストップフィッシング。

移動時間を除けば実釣2時間弱でしたが、短時間の時合を逃さずしっかりと結果につなげる経験豊富なキャプテンに脱帽です。さかなさん、お付き合いいただきありがとうございました。次回は少しでも腕を上げて、またお邪魔させていただきたいと思います!

 

うれしい釣果のキジハタは、一部を使って手まりずしを作りました。絶品でした☆

 

(まとめ=BoatCLUB編集部)

 

※本記事は、読者の皆さまから寄せられたボート遊びに関するレポートを掲載している、月刊『ボート倶楽部』の読者投稿記事「進め! BCフィールドレポーターズ」の過去に掲載された記事の中から抜粋して再掲しています。

 

◆『ボート倶楽部』では、全国のボート遊びに関するレポートを募集中◆

ボートは艇種を問いません! すべてのボート大歓迎! 愛艇やボートライフの紹介、艤装のアイデア、釣行レポートなど、テーマはなんでもOKです。

レポートが採用された方には原稿料、掲載誌のほか、フィールドレポーター・スペシャルステッカー(赤ステ)&チビステをプレゼント。 ちなみに赤ステは、ほかでは絶対手に入らない、レポーター限定の特別バージョンです。

興味がある方は、お気軽に編集部までご連絡ください!!!

■書き方
[原稿の形式] 手書き、PCなど、なんでもOK なんだったらまず写真を送っていただくだけでもOKです!
  ※質問に答えを書き込むタイプの「ご執筆用質問シート」を、こちらからお送りすることも可能です
[スタイル] である調、ですます調のどちらでもOK
[文章量] 2,000字程度
[(あれば)イラストの下絵] 必要があればポイント図、タックル図、テクニック解説図など 
[写真] 8~10枚、できれば多めにお送りください。各写真に説明を付けてください
[投稿方法] 郵送、EメールどちらでもOKです

■送り先
〒105-0013 東京都港区浜松町1-2-17 ストークベル浜松町3F
舵社『ボート倶楽部』編集部 読者レポート係
TEL:03-3434-5182 FAX:03-3434-2640
E-mail: boatclub@kazi.co.jp

あなたのボートライフを投稿して、激レアな赤ステをゲットしてみませんか?どうぞお気軽に&どしどしお待ちしております♪

 



ボートフィッシング

ボートフィッシング の記事をもっと読む