“海人写真家”古谷千佳子写真企画展「Live in the sea 海に生きる」

2023.12.29

海人写真家として活躍する古谷千佳子さんの写真企画展「Live in the sea 海に生きる」が、2024年1月27日より、沖縄県恩納村にて開催される。

沖縄の海人や日本全国の海女や海士たちの写真、そして、“ちょっと前”の日本の海の姿を捉えた動画セレクションなど、古谷さんが1990年代後半から撮影し続けてきたさまざまな「海」の世界が一堂に会する

 

展示は「おきなわ・海人」「日本列島・海女さん」をテーマとした二つの写真のセクションと、一つの動画セクション「レトロジャパンアーカイブ」という、合計三つのセクションによって構成される予定だという

 

なお、会期中の2月17日には、記念講演会&トークセッション「沖縄の海人・全国の海女の写真から「里海」の世界を見つめる 」も予定されている

 


古谷千佳子(FURUYA Chikako)プロフィール

東京生まれ、沖縄在住。写真家。沖縄の海で、裸一貫 獲物の命とやり取りをする海人(うみんちゅー)に憧れ、20代で沖縄に移住。ダイビングインストラクター、素潜り漁師に弟子入りし、その文化の重要性を感じ、記録者として写真家に転ずる。2007年に毎日放送「情熱大陸」で「海人写真家」として取り上げられた。2010年より、全国海女撮影を開始。海辺の暮らしや仕事を撮影し続け「人と自然の調和」をテーマに取材活動を続ける。

と同時に、沖縄発祥の伝統空手・古武術の「カラダの使い方」に着目し、2012年より小林流空手道場に入門。現在、空手歴10年、4段。体当たり取材を続ける中、海人や海女の仕事が「理にかなった動きの連続」であると捉え、人の動きを力学的に分析するバイオメカニクスに着目。身体機能美を追求し、人と自然の関係性を、写真中心に発信している。

【主な著書】
写真集 『たからの海のたからもの。』(河出書房新社・2008年)
『脳を学ぶ2〜写真家古谷千佳子さんとの対話』※共著(協同医書出版社・2010年)
ノンフィクション『私は海人写真家』(岩崎書店・2011年)
写真集『志摩半島の海女』(海女文化国際発進事業実行委員会・2016年)


 

古谷千佳子写真企画展「Live in the sea 海に生きる」

■会場沖縄県恩納村ザ・ムーンビーチミュージアムリゾートSea Side Gallery」(沖縄県国頭郡恩納村字前兼久1203)
■会期:2024年1月27日(土)~4月7日(日)

 

記念講演会&トークセッション
〜沖縄の海人・全国の海女の写真から「里海」の世界を見つめる〜

■日時:2024年2月17日(土) 13:30開始予定(要予約)
■会場:展示会場に同じ(沖縄県恩納村ザ・ムーンビーチミュージアムリゾート「Sea Side Gallery」)

 

(問)海人写真家 古谷千佳子 オフィシャルサイト

 

(文=BoatCLUB編集部 写真提供=古谷千佳子)


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