プロボートアングラーの小野信昭さんに教わる、釣果を伸ばすための魚探反応の知識。
今回は、冬に相模湾で、エサとルアーの両方でマゴチをねらっていたときに出合った反応についてです。
●日時:2023年12月
●場所:神奈川県・平塚沖
●使用魚探:フルノGP-1971F
●状況:寒い時期に泳がせ用の小魚も探しながら、河口付近でマゴチをねらっていた
今回、花水川の河口沖合を抜け、もれなく網羅するようにGPSプロッター上の航跡をチェックしながらボートを流した。特に魚探に映らない魚をねらうときは有効な方法だ
水深5メートル付近、海底底質は砂でわずかな海底起伏が映っている。メゴチがヒットした付近であり、この近くにマゴチが生息していると推測し、泳がせ仕掛けを下ろした
水深10メートル付近、海底底質は砂でおおむねフラット。マゴチ自体は魚探には映りにくいので水深と海底地形、底質が攻めるポイントを選定する上での情報となる
(文・魚探画面=小野信昭)
小野信昭(おの・のぶあき)
フルノ・フィールドテスター。ダイワ・フィールドテスター。日本全国、海に面した都道府県すべての海に愛艇〈友恵丸〉(SKTパーフェクター13)を浮かべた経験を持つプロアングラー。古野電気が運営するFurunoStyleでも、さまざまな魚探反応の読み解き方を解説している
本記事は、月刊『BoatCLUB』2024年2月号掲載の「小野信昭のチャレンジフィッシング そんなの無理ナンダイッ!?」から抜粋したものです。
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