新刊書籍『インナーセーリング④ 長距離航海の技術』

2021.07.25

中級セーラーに向けた
長距離航海の指南書

月刊『Kazi』誌に2017年から2020年にかけて連載された、『長距離航海の技術』に大幅に加筆修正した、長距離航海を志すセーラーの指南書が、好評を博してきた『インナーセーリング』シリーズの最新刊として登場。

筆者は、日本を代表するヨットスクールの校長であり、自らも1960年代に自作木造艇で世界一周を成し遂げた青木 洋氏。

単なる技術解説にとどまらず、セーラーとしての心構えなどにも触れた、類を見ない一冊となっている。

 

【書名】
インナーセーリング④
外洋ヨットによる長距離航海の技術

 

■内容の一部を紹介

■1章 サバイバルセーリングの技術

100 時間のシングルハンド練習
素直な性格の小型艇を選ぶ
サバイバルセーリングの技術
自然の力で旅することを楽しむ
海上では自力で問題を解決する

 

■2章 乗員の安全確保

ライフジャケットの選びかた
セーフティーラインの選びかた
落水発生事例から気づくこと
落水者救助の反復練習の重要性

 

■3章 離着岸とアンカリング

アンカーの特性と選び方
出入港の五つのマナー
岸壁への横着け係留
風位によって使い分ける離岸法

 

■4章 外洋航海に適した船

外洋艇の性格と見分け方
ハルの形状とヨットの性格
リグの種別による特色
セーリング中の艇の運動

 

■5章 船の修理、メンテナンス

ガソリン船外機の予備部品と修理法
ディーゼル船内機の予備部品と修理法
ロープワークに必要な道具
木部のメンテナンス

 

■6章 航海計画とナビゲーション

GPSを搭載していても座礁は起きる
航海計画は、まずチャート(海図)から
避難港を選定する
実際の事故事例から学ぶ

 

■7章 長距離航海の計画

最適な出航時期とルートを選定する
現代の長距離単独航海が持つ意味と広がり
大航海時代に確立された世界の帆船航海ルート
モンスーン海域の航海時期を選定する

 

著者=青木 洋
イラスト=平野 游
定価1,980円(本体1,800円+税)
A4版フルカラー104ページ

 

お買い求めは、全国書店、ネット書店、または舵社販売部(TEL:03-3434-4531)まで。

 

(文=Kazi編集部)

 


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