『Kazi』2024年3月号の表紙は、ベネトウ・オセアニス323〈ヴェルデIII〉のマスト整備をする鈴木晶友さん
COVER PHOTO / Shigehiko Yamagishi (Kazi)
第1特集 愛艇を磨く メンテナンス、必須リスト100
「スマートで、目先が利いて、几帳面、負けじ魂、これぞ船乗り」
なんて言葉がありますが、ヨット・ボート乗りにも当然カチッと当てはまる。
よき船乗りは、いつでも愛艇を磨き抜いて、スマートに船を出す。
ここでいう「スマートに」とは、やっぱり「安全に」ってニュアンスもある。
きれいに掃除することも「磨き」だけれども、不具合を直すこともやっぱり「磨き」。
プロの皆さんに話を聞いて、メンテナンスの必須リスト100を作りました。
冬の間の愛艇診断。スマートに愛艇を磨きましょう。
チェックリスト SAIL
突然セールが破断した! と、バーストを経験した人はよく言う。もちろんアンラッキーな事例もあるだろうが、多くの場
合はその予兆がある。
そんなセールにまつわる整備確認箇所をご教示いただくために愛知県名古屋市のハリケーン(ドイル)にやってきた。
チェックリスト RIG
普段あまりレースに出ないようなヨットがたくさん集まるマリーナ主催のレガッタで、予想以上の強風が吹いたようなとき、必ずといっていい確率で出現するのがディスマストなどのリグトラブル。普段あまり海に出ていないフネがそういうトラブルに遭遇する確率は高い。
そんな悲劇を避けるためのメンテナンスについて、プロセーラーの本吉夏樹さんに教わった。
チェックリスト FITTING
最後のチェック項目は、フィッティング=艤装である。艤装品それぞれに特性があり、注意すべきポイントも多岐にわたるこのジャンルは、オーシャンセーラーの鈴木晶友さんにお願いしよう。
ミニトランザットや、グローブ40などで活躍する鈴木さんの知見をぜひ。
自分でできる 愛艇メンテナンスのコツ
普段から艇のメンテナンスを行っているオーナーさんに、具体的なチェック方法や整備のコツ、心得などを聞いてみた。
江の島ヨットハーバーに艇を置く島津 健さん、須磨ヨットハーバーをホームとする山本浩二さんのお二人にお願いしてリモート対談で行われたインタビューでは、愛艇を快適に保つためのコツがたくさん飛び出した!
カスタムメイドの48ftカタマラン〈ハナ〉
神奈川県・横浜ベイサイドマリーナに長逗留している外来艇がいると聞き、訪ねたのは昨年10月のこと。
そのフネは大型艇が集まるWバースの中でも異彩を放っていた。
無骨で頑丈そうなフネに近づいていくと「やあ、いらっしゃい。上がって、上がって」と、スキッパーのトーマス・ヴィベレンツさんが笑顔で迎えてくれた。
今もなお愛され続けるソリング級50年の歴史
1972年から2000年まで、オリンピック艇種として採用されたソリング級。
当時は全国にフリートがあったが、現在は諏訪湖に集結。諏訪ブルーウォーターヨットクラブが活動の場となっている。
今回、50回記念大会を迎えるにあたり、いつもと違って真面目に取材に挑んでみた。
GO! PARIS 2024 目指すはパリ五輪
7月に迫るパリ2024オリンピック。セーリング競技の10種目中、1月17日時点で国枠が獲得できている種目は男女混合470級のみだ。
昨年12月にはタイ・チョンブリーでアジアセーリング選手権 兼 アジア大陸予選が開かれ、6種目中4種目に日本チームが出場したが国枠獲得には至らなかった。
第2特集 ソシエテ諸島クルージングへの誘いと、パール・レガッタのこと
鮮烈な光に応じて刻々と色を変化させる環礁の海、生命力に溢れる島々と、たくましきポリネシア人たち。
タヒチは、いつだって何度でも行きたいクルージング目的地のひとつだ。
ISPAクルーザースクール|初心者脱却 奇跡の6日間②
カナダ発祥のセーリングスクール、ISPAクルーザースクール。
初心者でも、この6日間のスクールを体験すれば、30ftほどのヨットを2人で運航する技術を身に付けることができるという・・・。
それを確かめるべく、海ガールの矢口あやはさんが、この奇跡の6日間の完全密着取材に挑んだ。
海ガール/くじら島をまるごと貸し切り!? 憧れの無人島クルージング(前編)
岡山の沖に、1日1組限定の無人島があるという……。
海ガール矢口あやはさんが“島をまるまる独り占め”する夢のような1泊2日に旅立ちます。
瀬戸内ヨットチャーターの〈TAMANO〉(バリ4.0)に乗って、無人島への楽しいクルージングのはじまりです!
☆ニューモデル艇紹介は3艇です
ヨット「バリ4.4」
ヨット「ベネトウ・ファースト24」
ボート「ダイナ63」
ページ末に各ボートの解説動画があります!
さらに3月号には特別付録も!
マリーナ&マリンセレクション 2024
北は北海道、南は九州まで、全部で41のマリーナの情報を収載。
全国各地にマリーナは数あれど、この冊子に掲載されているマリーナは、『Kazi』誌が自信を持ってお勧めすることのできるマリーナばかり。
大切な休日を過ごす拠点となる、ホームマリーナを選びの一助にしていただきたい。
月刊『Kazi』2024年3月号、ぜひご一読ください。
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(文=Kazi編集部)
●サイズ:297×210mm(A4判)
●ページ数:176ページ
●価格:1,390円
●発行:舵社
編集部員がもっと詳しくKazi3月号の内容を紹介する動画はコチラ↓
バリ4.4の解説動画はコチラ↓
ベネトウ・ファースト24の解説動画はコチラ↓
ダイナ63の解説動画はコチラ↓
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