ヨット・モーターボートの専門月刊誌『Kazi』。2023年7月号は6月5日(月)発売です。2438ビーチリゾートに立つ矢口あやはさん。雨が上がると空には虹(環水平アーク)が現れた
COVER PHOTO / Shigehiko Yamagishi (Kazi)
雨がやんだらヨットを出して/島クルージング泊地情報
2022年の梅雨は長くて、ぼくたちセーラーは残念ながら短くなってしまった夏を惜しむように楽しんだ。
今年はどうだろう。2023年の予報は平年並みなんだそうだ。
クルージングの整備を終えたぼくたちは、待ちに待った太陽の下、セールをおもいっきり揚げて、大海原に舵を向けるのだろう。
せっかくの夏だから、今年は島々を目指してみる。
さあ、梅雨があけた。
雨がやんだらヨットを出そう。
海ガールが選ぶ/雨がやんだら行きたい美しき島々5選
海ガールの矢口あやはさんが連載取材で回った、おすすめの5島を紹介。
連載ではなぜか雨が多い取材チームですが、それでも必ず雨はやむ(はず)。
今夏の梅雨は平年並み。さてさて、クルージングの準備は整いましたか?
とっておきの島①壱岐島(長崎県)
透き通る海を求めて……玄界灘の人気の離島をゆく
玄界灘に浮かぶ長崎県の離島、壱岐島。
対馬と九州に挟まれた、観光客にも人気の島だ。
壱岐がお気に入りという〈オモイノホカ〉(ジャノー・サンレジェンド41)御一行と、島をぐるりと回ってみました。
とっておきの島②新島(東京都)
火山の奇跡が生み出した世界でここだけの魅力
伊豆諸島でも人気のクルージング先である新島。
東京でありながら異国感がただよう白い砂浜、
至るところにたたずむモヤイたち。
ここだけの名物、雄大な景色に出会うことができる。
美食も温泉も、全部がそろう魅惑の島へいざ、出発しよう。
とっておきの島③高井神島(愛媛県)
漫画だらけの漫画島とは?瀬戸内の謎の島へ行ってみた
多くのセーラーを魅了するしまなみ海道。
広島県の尾道から、愛媛県の今治へ続く群島である。
その東方、弓削島のちょっと先に、高井神島なる離島がある。
そこは不思議な漫画島。とにかく行ってみないと分かりません(笑)。
季節を鮮やかに彩る島に咲く花たち
美しい島の景観を作るのは、海と山、そして咲き乱れる花々。
熱帯や亜熱帯の島々を彩るビビッドカラーの花や、一面を覆いつくすように咲く花など、
訪れる者を鮮やかに迎えてくれる花たちを紹介しよう
174日、世界一周の遥かなる旅路/〈MILAI〉の鈴木晶友、中川紘司インタビュー
ダブルハンド世界一周ヨットレース「グローブ40」を完走し、〈MILAI〉(クラス40)は総合3位でレースを終えた。
174日間、32,000マイルを駆け抜けたスキッパーの鈴木晶友さんと、チームオーナーでコスキッパーの中川紘司さん、
幾多の困難を乗り越えた2人に、日本でインタビューを行った。
吉富/宇田川 若き2人が挑んだ嵐を呼んだ小笠原レース/小笠原レース2023
神奈川県三浦半島の南西部に位置する小網代は、日本の外洋ヨットレースが生まれた場所といってもいい。
4年ぶりの開催となった「小笠原レース2023」は、ゴールデンウイーク前の4月23日、小網代湾口をスタート。
季節が逆戻りしたような北東の冷風を受けて参加7艇は一路南下、500マイル先の小笠原諸島父島二見港を目指す。
セーラー目線で自ら作る外洋レース/オーシャンスプリングフェスティバル
小笠原レースへの出場をもくろんでいたクレセントチームだが、発表された日程は大型連休の前週。
連休に追加する形で1週間の休みを取れるメンバーはおらず、出場を断念した。
そんな折、新設の「オーシャンスプリングフェスティバル」が、大型連休に合わせて開催されるというニュースが飛び込んできた。(田口裕介、〈クレセントIV〉ナビゲーター)
海ガール/芝生と砂浜、茶室に鳥居まで? 楽園ビーチリゾート体験!(前編)
今回は、まるで海外みたいな西宮のビーチリゾートへやってきたあやはさん。
海の楽園“2438”の魅力を紹介します!
ニューモデル艇紹介は、ヨット「ファンテン・パジョ・イスラ40」(写真上)とボート「ジャノー DB/43 IB」 (写真下)。
ページ末に両ボートの解説動画があります!
(文=Kazi編集部)
月刊Kazi7月号
●サイズ:297×210mm(A4判)
●ページ数:176ページ
●価格:1,390円
●発行:舵社
ファンテン・パジョ・イスラ40の解説動画はコチラ↓
ジャノー DB/43 IBの解説動画はコチラ↓
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