唯一無二のマリーナ環境
憧れのゲレンデでマリンライフを
ハウステンボスマリーナ&ハーバー(長崎県佐世保市)
九州を代表する本格的なマリーナ施設として知られるハウステンボスマリーナ&ハーバー。1992年、ハウステンボスの開園とともにオープンし、歴史を重ねてきた。
ユーザーの視点に立った細やかなサービスが提供され、ヨーロッパを思わせるような風景のなかで、マリンライフを楽しむ拠点としての価値はますます高まっている。
契約艇の保管エリアには、長いボードウオークからアクセスする。ここはどこ?──周囲の景色に見事に溶け込んで、まるで海外のマリーナにいるかのよう。四季それぞれにさまざまな表情を見せてくれる、情緒あふれるマリーナだ。
海上に約150隻分の係留スペースを有し、最大で50ftクラスの係留にも対応。
マリーナが位置する大村湾は、まるで湖のような水面が広がる、プレジャーボーティングには絶好のゲレンデ。また、ここを拠点に、無数の島々が点在する九十九島エリアや長崎周辺、さらにはその先の五島列島と、クルージングファンにはたまらない環境が待っている。
上の写真は、大村湾と外海をつなぐ針尾瀬戸。最も細いところでは、幅わずか170mほどしかない。日本最大急潮の一つとされ、その流れは最大で10ktにもおよぶ。
「ハウステンボス海の駅」として登録されており、全国各地、さらには海外からもビジターが訪れる。美しい自然環境、快適に過ごせる施設、そして抜群のホスピタリティー。多くのヨット&ボート乗りに愛されるマリーナだ。魚影が濃いポイントも数多くあり、ボートアングラーにもたまらない環境が待っている。
マリーナのクラブハウスも、古いヨーロッパの街並みを思わせる雰囲気にあふれている。特別な時間を味わうことのできる、全国でも貴重なマリーナだ。
クラブハウスの1階には、シャワーやトイレなども完備。ボートフィッシングに精通したスタッフもいるので、最新の釣果情報も手に入るはず。アットホームな雰囲気の中で、海の休日を過ごすことができるに違いない。
運河にかかった跳ね橋の手前には、修理工場も備えている。上下架用クレーンもあり、愛艇のメンテナンスや修理が必要な場合も安心だ。
長崎、そして九州はもちろん、全国のセーラーが集う「ハウステンボスマリーナカップ」。26回目の開催を迎えた2019年大会は、開催時期を8月から9月に変更して実施された。2020年は新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされたが、2021年は、コロナを打ち破るような楽しいイベントを期待したい。
夜のとばりが下りた後の時間帯も雰囲気満点。マリーナステイを楽しむオーナーが多いというのもうなずける。ここでしか楽しめないマリンライフが待っているはずだ。
(文=舵オンライン編集部)
【主なデータ】
アクセス:(車)西九州自動車道 佐世保大塔ICから約10分。または、長崎自動車道 東そのぎICから約35分 。(電車)JR大村線 ハウステンボス駅から徒歩約12分
営業時間:9:00~18:00
定休日:無休
収容艇数:海上係留約150隻
主な設備:上下架用クレーン、給水・給電施設、給油設備、修理工場、クラブハウスほか
〒859-3243 長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1 マリーナ区
TEL: 0956-27-0258
https://htb-marina.com/