夏の日差しの下、シロギス釣りに精を出している人はたくさんいるのではないでしょうか?
そんなシロギス釣りをしていると、必ずといってもいいほど釣れる魚がいます。メゴチです。「ちくしょー、メゴチかよー」「まーた、メゴチかー」なんて嘆いてリリースしていませんか? それはもったいない。このメゴチ、実はめちゃくちゃおいしい魚なんです。
オススメの食べ方はから揚げ。でも、小さい魚だし、たくさん釣れると処理も面倒です。そんな悩みを解決してくれる、メゴチの簡単なさばき方を紹介する動画を、ダイワ・フィールドテスターで、ベテランボートアングラーの小野信昭さんが公開してくれました。
背びれを落とすように包丁を入れ、そのまま頭を落とし、包丁で骨を押さえて身をべりっと剥がす。たったこれだけ。あとは、背骨を落とすように包丁を2回入れれば終了です。1尾をさばくのにかかる時間は、わずか20秒ほど。20尾さばいても、わずか7分ほどでさばくことができてしまうんです。
本当に簡単なので、下の動画を参考にして、ぜひみなさんもマネしてみては?
※ここでいうメゴチとは、ネズッポ科の仲間の総称のことです
シロギス釣りの定番ゲスト、メゴチ(写真上)。中には、強烈な刺激臭のするヤリヌメリと呼ばれる種もいるので要注意
さばき終えたら、市販の天ぷら粉をつけて揚げるだけ。下味なども不要で、おいしくいただける
小野信昭(おの・のぶあき)
月刊『BoatCLUB』筆者。ダイワ・フィールドテスター。愛艇のカートップボート〈友恵丸〉(SKTパーフェクター13)を、海に面した39都道府県すべてに浮かべた経験を持つ。あらゆる釣りをマルチにこなす、ベテランのボートアングラーだ。
(文=幸野庸平/BoatCLUB編集部 写真=小野信昭)
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