1914年(大正3年)に建造されたノルウェーの〈スターツロード・レムクル号〉は、現役として活動している大型帆船としては世界最古の船である。2023年夏、この帆船による3週間の航海を体験した海事ジャーナリスト、高木 新氏による写真展&講演会が開催される。場所は東京都の港区立三田図書館、会期は2月3日(土)から12日(月・祝)まで。航程中、条件に恵まれて何回もフルセール(総展帆)で帆走したという航海の様子は、帆船好きには見逃せない。
(トップ写真の説明)
乗船したクルーは各国から集まった老若男女。日本からの参加は高木さん一人だった
〈スターツロード・レムクル号〉の母港、ノルウェーのベルゲン。中央に見えるマスト船が同船だ
北海の沿岸国を巡る3週間の航海は、練習帆船としてのプログラムと国際帆船レースへの参加に分かれていた
航海の模様は1月発売の『Sea Dream』37号にも掲載されている
「109歳のノルウェー帆船乗船記」高木 新・写真展&講演会
●開催場所:港区立三田図書館(港区芝5-36-4札の辻スクェア)
●写真展会期:2月3日(土)~12日(月・祝)[月-土は9時~20時、日・祝は9時~17時]
●講演会日時:①2月3日(土)、②2月12日(月・祝)いずれも14~15時、当日先着30人
●入場料・参加費:無料
(問)港区立三田図書館
TEL:03-3452-4951
(文=Sea Dream編集部)
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