1983年に福岡県の福岡市(小戸)ヨットハーバーで創立された「小戸サンライズセーリングクラブ(以下、OSSC)」が40周年を迎え、記念式典が開催されました。
同クラブは、社会人がディンギーに乗ることができる機会を提供しようと、三船和馬氏(モスクワ五輪470級日本代表、現 日本経済大学教授・ヨット部総監督、OSSC名誉会長)が発起人となり、福岡市ヨットハーバーと福岡県セーリング連盟の支援を受けて創立されました。創立当時の会員は20人ほどで、艇を持つ会員からレンタルするなどして、5艇のクラブ艇で活動を開始しました。
式典であいさつする三船和馬氏
現在のクラブ艇は19艇(スナイプ級4艇、シーラーク級6艇、シカーラ級4艇、シーホッパー級3艇、レーザー級1艇、470級1艇)のほかに、レスキュー艇を1隻保有しています。福岡市が主催し、OSSCがお手伝いする各種ヨット教室の受講を契機に入会する会員も多く、コロナ禍により一時45人まで減少した会員数は、現在82人まで回復しています。
OSSCでセーリングに触れ、福岡を離れてからも海外を含む各地でセーリングを続ける方、ディンギーで操船を覚えた後にクルーザーライフを楽しむ方、ディンギーを購入してフリート活動に移行する方など、OSSCを起点とした輪が広がっています。
活動は年を通じて土日祝日、元旦も海の上から初日の出を拝みます。春と秋の2日間は艇の整備を集中して実施し、初心者/救命などの各種講習、家族BBQ、納涼そうめん、餅つき、クリスマスパーティーなどのイベントもたくさん開催しています。
創立40周年記念式典には、来賓の福岡県セーリング連盟 秋山雄治会長をはじめ,日ごろお世話になっている福岡市ヨットハーバーの皆さま、関係諸団体、OB、現役会員から70人が参加。セーリングを語り、ディンギーを語り、旧交を温め、加山雄三さんの「海 その愛」を全員で熱唱。博多の宴席で欠かせない「祝いめでた」と「博多手一本」で締めくくりました。
左:福岡県セーリング連盟秋山会長、右:福岡市ヨットハーバー&ビーチ木村所長
式典には現役会員、OB、関係者を含め、70人が参加
OSSC設立の翌年からメンバーである冨田淳一郎さんは、御年85歳
加山雄三さんの名曲「海 その愛」を全員で熱唱。式典は、博多の宴席で欠かせない「祝いめでた」と「博多一本締め」で締めくくられた
OSSCではいつでも体験乗艇および入会を受け付けています。下記公式サイトの問い合わせページからご連絡ください。
小戸サンライズセーリングクラブ(OSSC)
◼️設立年/活動場所:1983年/福岡市(小戸)ヨットハーバー
◼️年会費/活動日:3万円/土日祝日
◼️公式サイト:https://ossc1983.com/newindex.php
◼️Facebook:https://www.facebook.com/ossc1983/
(文・写真=小戸サンライズセーリングクラブ)
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