海と船を愛し、海の環境保全に対し意識の高い人たちのライフスタイルを提案する『Sea Dream』の34号が発刊されました。
年に2回刊行される『Sea Dream』は2005年に創刊されて以来、読者の皆様に支えられて、おかげさまで17年が経過いたしました。ここ数年はコロナ禍の影響を受け恒例の海外取材がままならず、国内の情報を中心にお届けしてまいりましたが、今回の巻頭特集は久々の海外特集となりました。
Sea Dreamが向かった先は、南エーゲ海に面するトルコの海洋リゾート地。ボドルム、マルマリスを中心に、世界のヨット好きが集まる、魅力あふれるトルコの海を26ページにわたり大特集。同地で開催された、今年で第3回目を迎えた「大統領府国際ヨットレース」を、昨年の第2回大会の模様と併せて、たっぷりと紹介しています。
トルコ特集のフロントページ
本邦初紹介となる「オイスター・ワールド・ラリー2022-23」は、16カ月もの長期間をかけてマイヨットで世界一周するラリーの全容を解説。参加艇は英国のボートビルダー、オイスター・ヨットの艇に限られていますが、2013年から始まり、2017年に続いて第3回目となる今年のラリーには、日本を含む7カ国25艇が参加しています。寄港地は厳選された楽園ばかり、全航程27,000マイルという大航海はどのように運営されるのか、詳細をお伝えしています。
日本海に面する敦賀の海辺に「海小屋」を建て、クラシカルな33フィートのダブルエンダー〈サンタⅧ〉で遊ぶ。理想のライフスタイルを実現しているオーナーを紹介。
艇紹介はモダンとクラシカルが融合したユーデル・フローリック設計の〈アントニア〉(上写真)、オランダのロイヤルハイスマンが建造した全長58.5mのスーパーヨット〈PHI〉(下写真)。英国の御三家ビルダーの一つ、サンシーカーのスポーツヨット65、そしてベネトウ(仏)のフラッグシップ、ファーストヨット53を取り上げました。
前号から始まった「SEA DREAM club」コーナーでは、長野県清里にある「萌木の村」を立ち上げた舩木上次さんのライフスタイルや、大人のためのスーツスタイルを追求するビスポークテーラー、中寺広吉さんの紳士服哲学など、バラエティに富んだ内容となっています。
(文=Sea Dream編集長/田久保雅己)
■Sea Dream 34号
A4変形/144頁(オールカラー)
価格:1,760円(税込)
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