現地時間の16日に到着したかった
多くのトラブルを解決しながら太平洋を横断してきた辛坊治郎さんと〈カオリンV〉(ハルベルグ・ラッシー39)。
今朝お伝えした、辛坊治郎さんの太平洋横断の成功のニュースに続き、入国手続きを終えた辛坊さんが、冒険の相棒〈カオリンV〉を係留し、サンディエゴのマリーナの桟橋に降り立った直後のコメントをご紹介。
8年間に失敗に終わった最初のチャレンジの相棒、岩本光弘さん(ヒロさん)が出迎えた。ヒロさんは2019年に別のパートナーと太平洋横断に挑戦、成功させている。
「今日は6月16日(現地時間)でしょ。実は、8年前に福島の小名浜からヒロと出航した日なんです。その後、漂流して、海上自衛隊の勇敢な方々に救助してもらってから8年間、ずっと漂流を続けているような気持ちでした。8年間かかって、やっとサンディエゴに着きました。実は16日の入港にちょっとこだわっていたんです。」(辛坊さん)
「辛坊さんが再チャレンジしてもらったことに感謝しているし、こうして(辛坊さんが太平洋横断を成功させて)心の底から、自分の太平洋横断を喜べるというように思います。こうして生かされていることに感謝しています」(ヒロさん)
なお、『舵オンライン』および『Kazi』誌では明日6月18日(日本時間)に、辛坊さんへの独自インタビューを予定しています。
(文=Kazi編集部/中島 淳)
※辛坊さんの関連記事は、現在発売中の月刊『Kazi』2021年7月号のほか、5月号、6月号にも詳しく掲載しています。ご興味のある方は、全国書店またはこちらからお求めいただけます。
辛坊治郎さんの太平洋横断チャレンジを応援しよう!
古野電気の特設ウェブサイト
https://www.furuno.com/special/jp/shinbo-challenge/
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