【Sea"Trip"Style】#10三河湾/湾内をまるっと満喫♪

2023.05.05

釣りガール・晴山由梨ちゃんが、ヤマハマリンクラブ・シースタイルの各地のホームマリーナを訪れ、その海域でレンタルボート遊びを満喫する、『BoatCLUB』の連載「Sea"Trip"Style」。

舵オンラインでは、その連載で過去に訪れたホームマリーナの魅力を、誌面では紹介しきれなかったオフショットとともに、あらためてご紹介したい。

 


今回は、2022年12月号で訪れた、マリンショップアルファ西浦シーサイド店(愛知県)での遊び方。

※本記事の取材は2022年9月に実施したものです

 

まずは、紹介動画をご覧あれ!

 

渥美半島と知多半島に囲まれた約600キロ平方メートルの波静かな三河湾。湾口が狭く、外海との海水交換が少ないが、多くの河川からもたらされる栄養が豊富なため、古くから全国有数の優れた漁場として知名度が高いエリア。水深は浅く、ほとんどの場所が水深10メートル以浅である。そんな三河湾をまるっと満喫してきた様子をお届け。

 

マリンショップアルファ西浦シーサイド店

オートキャンプ場を併設。近隣には温泉街もあるため、海から帰ってきたら温泉につかって帰るといったこともできる海遊びの拠点として最適なマリーナだ

〒443-0105 愛知県蒲郡市西浦町倉舞52
TEL:0564-23-5558
定休日:月曜日(4~9月)、月曜日と火曜日(10~3月)
営業時間:8:30~17:00(冬季の平日は~13:00)

 

海を目の前にした屋根付きスペースにバーベキュー施設もあり、手ぶらでの利用も可能。訪れた日はちょうど利用しているグループがあり、とても楽しそうだった

 

西浦シーサイド店では、水上オートバイもレンタル可能で、夏になるとバーベキューとセットでの利用が増えるのだとか

 

マリーナに到着すると迎えてくれたのは、今回のナビゲーターである藤井銀二郎さんと岡本晃幸さん。シースタイル担当の藤井さんだが、あまり釣りに詳しくはないということで、地元の釣り名人であり、ボートオーナーでもある岡本さんが助っ人として同乗してくれることになった。
状況を聞いてみると、「正直今の時季ってすごく微妙なんですよ」と困り顔の岡本さん。

「青ものには少し時季が早いから、ナブラがあればラッキーくらいな感じで……、とりあえず伊良湖方面でタイラバでマダイをねらってみましょう」

とのことで伊良湖方面に向けて出港!

 

向かっている途中、湾内でナブラ発見! すかさず方向転換し、ジグを投げる。岡本さんのジグには魚がチェイスしていたみたいだけど、残念ながらノーヒット

 

釣れないので、伊良湖のほうまで走ってタイラバに変更。潮が速いと聞いていたので、水深30~40メートルで80グラムのタイラバを使用して巻き巻き。

ここで由梨ちゃんにヒット! ゴンゴンと手応えのありそうなヒキに全員注目!! 上がってきたのは……。

 

力強いヒキにみんなの期待の目線が集まる。慎重にやり取りして上がってきたのは……

 

なんと正体はシロサバフグ。残念! 気を取り直して、再度タイラバを落としていく

 

またしても由梨ちゃんにヒット! でもさっきのヒキと負けず劣らずいいヒキをするので「またサバフグかも」といいながら巻き上げていく

 

なんと水面に見えたのはピンク色のマダイ! 期待せずに巻いていた由梨ちゃんは「雑に巻いちゃっていたから、バレなくてよかった~」と一言

 

本命も釣れたことだし、昼時ということもあって伊良湖岬にほど近いマリンショップアルファの伊良湖シーサイド店へ入港。マリーナのすぐ隣には漁港があり、そこの渥美魚市場でお昼に行われる競りは、観光客も見学できるので、間近で漁師の専門用語が飛び交うさまが見られる。

 

マリンショップアルファ伊良湖シーサイド店の桟橋に到着! 初めて上陸する由梨ちゃん「伊良湖って湖の名前だと思ってたけど、地名だったんだ……」と新鮮な様子

 

12時ごろになると次々に漁船が戻ってきて、水揚げが始まる。何が揚がってくるのか見ているだけで楽しいが、「どこで釣れたんですか?」と聞くと、「これは伊勢湾だな」とか答えてくれるのも、また楽しい

 

あまりにも意味不明な競りの専門用語が飛び交うため、わけがわからず遠巻きに眺める由梨ちゃん。でもこんなに近くで競りが見られる機会はなかなかないので、一見の価値あり

 

この日は、アジ、ブリ、マダイ、タチウオ、ハモなど、いろいろな魚が水揚げされていた。このブリは体高があっておいしそう。「どこにいるんだろ、この子たちは……」と言いながら魚たちを見つめる由梨ちゃん

 

競りを見学したあとはランチへ♪ マリーナから徒歩8分くらいの距離にある伊良湖岬の外洋側の海を目の前にした「伊良湖すし」でお寿司ランチをいただく。

 

地元の漁協でとれた新鮮な魚がいただける「伊良湖すし」。おしゃれな色とりどりのトッピングが散りばめられた「爽 地魚握り寿司」(下右)や、三河湾名物の大アサリがのったぜいたくな「大あさり炙り寿司」(下左)などを食べて、おなかいっぱい!

 

ランチのあとはマリーナと伊良湖すしの間くらいにある「伊良湖ホテル&リゾート」の2階にある創作カジュアルフレンチレストラン「クランマラン」ケーキセットをいただく♪ ここのシェフはボート釣りが大好きで釣りの話で盛り上がった

 

ランチ&デザートでおなかいっぱいになった午後は、湾内で釣りをしながら西浦シーサイド店に戻ることに。まずは中山水道の際、水深20メートル付近でエサ釣りでシロギスをねらう。

 

一投目からいきなりシロギスが釣れて、その後も途切れることなく釣れ上がる。午前中の渋さがうそのよう

 

ちょうど回ってきたアジも一荷で釣れて、由梨ちゃんも楽しそう♪

 

ジギングでねばっていた岡本さんにも小アジがヒット

 

順調にシロギス釣りを堪能して西浦シーサイド店へ戻るとちょうどいい時間帯。マリーナ併設のオートキャンプ場に用意してくれたテントセットで、焚き火を楽しむことができた。

 

シーサイドで波の音を聞きながら、雰囲気たっぷりの焚き火を堪能。昼間はレンタルボートで楽しんで、夕方はバーベキューをして、夜は焚き火を見ながら更けていき、テントで寝て、朝をマリーナで迎えるなんてステキな遊び方もよさそう♪

 

『ボート倶楽部』2022年12月号には、マリーナの周辺情報も掲載。ボート遊びの帰りに立ち寄れる食事処や観光スポット、お土産などが紹介されているので、こちらも必見!

 

晴山由梨(はれやま・ゆり)
4代目アングラーズアイドル。ダイワのフィールドスタッフ、シーガーのフィールドテスター、キャスティングのイメージガール、つりジェンヌのアンバサダーなどを務め、各種メディアにて活躍中。プライベートでもヤマハマリンクラブ・シースタイルを利用して仲間と釣りに行く。

 

(文=BoatCLUB編集部/茂木春菜 写真&動画=舵社/山岸重彦)

 

※本記事は『ボート倶楽部』2022年12月号より抜粋。バックナンバー電子版最新刊も、ぜひご覧ください。


 

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