低気圧のためにIMOCA60クラスのスタート(10月29日)が延期された、大西洋横断レース「トランザット・ジャック・ヴァーブル」。同クラスは1週間以上の延期ののち、11月7日にル・アーブルからスタートを切った。当初のコースは5,400マイルだったが、3,750マイルまで短縮し、10~11日でマルティニーク島へのフィニッシュを見込んでいる。
11月7日のIMOCA60のスタートの様子
photo by Vincent Curutchet / Alea
10月29日にスタートしたウルティム、オーシャン50、クラス40のうち、オーシャン50とクラス40は低気圧の通過を待つためにロリアンでストップオーバー。11月6日に再スタートし、トラブルのために港に戻った艇以外は、全艇がマルティニーク島を目指している。
ロリアンで第2レグのスタートを待つクラス40
photo by Jean-Marie Liot
フランス時間の10日3時(日本時間11時)時点で、白石康次郎さんがスキッパーの〈DMG MORI Global One〉(IMOCA60)は、40艇中15位に位置している。トップ画像はそのオンボード写真だ。
フランス時間11月10日3時3分のトラッキング
©Transat Jacques Vabre
(文=森口史奈/Kazi編集部 写真=Team DMG MORI Global One)
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