あらゆるジャンルの海マニアが集う／「全国子ども熱源サミット」出場者決定
2022.12.24海をテーマに大人顔負けの熱量で研究に取り組む”海マニア”の子どもたち。
彼らが2023年3月に東京へ集結し「全国子ども熱源サミット」が初開催されることが決定した。
海洋への関心の高い人材を発掘しエリアを超えて活動を共有することで、社会を変えるようなムーブメントの創出を目指す「熱源プロジェクト」。
その一環として開催される「全国子ども熱源サミット」は、小学生を対象とした初の試みとなっている。
全国から選ばれた20人は、「海上保安庁・海上保安官」や「次世代エネルギー」、「びわ湖のプランクトン」など、多彩な切り口で海を研究している海マニアたち。彼らの研究内容を紹介しよう。
沖縄県・田中獅礼（たなか れお）さん「マイクロプラスチック回収ロボットの研究」
千葉県・石野立翔（いしの りつと）さん「サメの研究」
福岡県・重永悠喜（しげなが はるき）さん「生き物と地球を守る活動」
静岡県・中平颯星（なかひら はやせ）さん「海の採取・観察・標本」
イベントは3日間にわたって行われ、公式サイトにて動画を配信予定となっている。
彼らの熱意によって新たなムーブメントを起こせるか⁉
20人の小学生による、20種類の多彩な研究発表に期待が寄せられている。
【出場者の研究テーマ】（エリア・氏名・ジャンル・取り組み）
〇北海道・伊藤晏理（いとう あんり） 海で働く人「海上保安庁・海上保安官」
〇北海道・水上咲季（みずかみ さき） 海の自然「オホーツク海の流氷」
〇北海道・山村理透（やまむら りと） エネルギー「次世代エネルギー」
〇埼玉県・三輪 風乃衣（みわ かのい） 海洋ごみ「海洋ごみとごみ拾い」
〇千葉県・石野立翔（いしの りつと） 海の生き物「サメの研究」
〇東京都・井田かれん（いだ かれん） 海の生き物「ウニの発生研究」
〇神奈川県・佐々木蒼大（ささき そうた） 海の生き物「魚の鯛の鯛図鑑」
〇長野県・宮下孔伽（みやした こうが） 海の生き物「淡水魚と海水魚の違い」
〇静岡県・中平颯星（なかひら はやせ） 海の生き物「海の採取・観察・標本」
〇愛知県・松本青鳥羽（まつもと あおば） 海の生き物「魚の骨のつくり」
〇滋賀県・遠藤直規（えんどう なおき） 海の生き物「びわ湖のプランクトン」
〇京都府・中村海童（なかむら かいどう） 海で働く人「ライフセーバー」
〇鳥取県・山下遼恭（やました りょうすけ） 海の生き物「カニのすみかとくろぼこ土」
〇鳥取県・竹田ゆりあ（たけた ゆりあ） 海洋環境「山陰海岸ジオパークと環境」
〇岡山県・丸内陽仁（まるうち はると） 海洋環境「海洋ごみとアマモの再生」
〇岡山県・橋本拓磨（はしもと たくま） 海洋環境「ボードゲームの制作」
〇広島県・高橋真湖（たかはし まこ） 海の生き物「干潟のカニの行動・巣穴」
〇福岡県・重永悠喜（しげなが はるき） 海洋環境「生き物と地球を守る活動」
〇沖縄県・田中獅礼（たなか れお） 海洋環境「マイクロプラスチック回収ロボットの研究」
〇沖縄県・由利あかり（ゆり あかり） 海洋環境「ごみ拾い、軽石の研究と活用」
開催日程：2023年3月24日（金）・25日（土）・26日（日）
会場：品川プリンスホテル クラブeX
※イベントはクローズド開催となります。当日の模様は公式サイトにて動画配信予定です
（問）全国熱源サミット運営実行委員会
（文＝Kazi編集部 写真提供＝全国熱源サミット実行委員会）
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