東京夢の島マリーナ|ユニマットプレシャスが新たな指定管理運営事業者に決定

2023.12.21

都会の森の中にあるマリーナとして、多くのユーザーに親しまれている東京夢の島マリーナ。今年9月に、2024年4月1日から5年間の指定管理運営事業者の公募が行われたが、本日(12月21日)、東京都港湾局のホームページにて選定結果が発表された。

新たな指定管理運営事業者として選ばれたのはユニマットプレシャス。同社は、シティマリーナヴェラシス(神奈川県横須賀市)をはじめ、大洗マリーナ(茨城県大洗町)、佐島マリーナ(神奈川県横須賀市)、三河みとマリーナ(愛知県豊川市)、仁尾マリーナ(香川県三豊市)、新居浜マリーナ(愛媛県新居浜市)、ハウステンボスマリーナ&ハーバー(長崎県佐世保市)といったマリーナを運営し、関東から九州までをつなぐ「マリーナネットワーク」というサービスも展開している。また、サンシーカーやリビエラ、ノードスターなど海外ブランドのインポーター業務を行うなど、プレジャーボートやマリンに関する事業を幅広く手掛けている。

東京都港湾局のホームページの報道資料によれば、その選定理由として

・マリーナ施設の管理運営に関し十分な実績を有しており、適正な管理運営体制が確保されているとともに、全国の複数マリーナとのネットワークを活かした質の高いサービスの提供が期待できる。また、公共施設の管理者として、コンプライアンス遵守に向けた方針が明確であり、取り組みも十分である。
・ 同社が運営する他のレジャー施設のノウハウを活用することにより、来場者に「わくわく感」「満足感」「非日常感」を提供するとともに、積極的なPR活動を通じて施設全体の認知度向上を図るなど、利用者数の増加が期待できる。
・ 夢の島エリアの回遊性向上策やエリア内施設との連携など、地域と連携した施設活用について、創意工夫ある提案がされている。

──という記載が見られる。

日本を代表する大型マリーナである東京夢の島マリーナ。今後、ユーザーにとってますます充実したサービスが提供され、プレジャーボートや海遊びの拠点として、多くの人たちにとって魅力あふれる場所となることが期待される。

 

(文=舵社/安藤 健 写真=松本和久)

 

 



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