アストンマーティンは5月25日、ウルトラ・ラグジュアリーなパフォーマンスを誇る新型「DB12」を発表した。
アストンマーティンは今年、創立110周年を迎え、さらにこの輝かしいDBモデルは誕生から75周年という節目の年。大胆な新しいスタイルとなったこのDB12は、飛躍的な進化を遂げた。
ダイナミックに際立つエクステリアデザインは、力強さとそのポテンシャルを完璧に表現している。アストンマーティンならではの美しく、完璧なスタイル。75年にわたるDBの伝統。そして、世界初の「スーパーツアラー」にふさわしいセグメントを統合したDB12。アスリートのような造形、アグレッシブなディテール、比類なきエレガンスをまとい、私たちの前に現れた。
DB11のボディシルエットを受け継ぐ、極めて美しい外観。DB12は、増強されたパワーに応じて一層たくましくなった
自社製のインフォテイメントシステムを開発。ドライバーをコクピットに包み込み、より一体感を感じさせる
DB12に備わったパワートレインはハンドビルドで、フロントにミッドマウントされる、クラス最高の680PSのV8ツインターボ。最高出力680PS/6,000rpmはクラス最高、最大トルクはDB11より34%アップし、800Nm/2,750-6,000rpmを発生させる。そのパフォーマンスは0-100km/hが3.6秒、最高速度は325km/hを誇る。8速ATと組み合わされ、後輪駆動となる。
足回りには、ミシュラン・パイロットスポーツ5S、21インチの鍛造アロイホイールを装着。回転音が20%低減。
アストンマーティンのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフ・クリエイティブオフィサーのマレック・ライヒマン氏は、「DB12は、私たちが目指すスーパーツアラーを定義しました。私たちは単純に自動車をデザインするのではなく、ハンドリング、ダイナミクス、パワートレイン、空間の感覚、スタイリングなど、すべてをDB12へ融合。まったく新しいカテゴリーの走行体験を実現させました」と話す。
創立110周年と、輝かしいDBモデル75周年という節目に発表された、すべてが新しいDB12
アストンマーティン・アジアパシフィック リージョナルプレジデント/グレゴリー・アダムス氏
アストンマーティン・アジアパシフィックのリージョナルプレジデントであるグレゴリー・アダムス氏は「今年アストンマーティンは 110 周年を迎えました。このメモリアルな年にみなさまにご紹介するのが、75 年にわたるDBの伝統とDNA を受け継いだスーパーツアラーDB12です。DB12は、クラスをリードするパフォーマンスと卓越したシャシー・ダイナミクスを、最先端のテクノロジー、非の打ち所のないクラフトマンシップ、完璧なデザインと組み合わせることで、アストンマーティンを新時代へと導きます」と語る。
現在、フォーミュラ1の世界でも、注目が集まるアストンマーティン。今年110周年を迎えた同社は、最もラグジュアリーな英国ブランドとして、これからも世界から熱い注目を集めるだろう。アストンマーティンの伝説的な血統である新型DBの誕生を心から祝したい。
(文=金川佳之/舵社 写真=アストンマーティン ジャパン)
(問い合わせ)
アストンマーティンジャパン
https://www.astonmartin.com/ja
ASTONMARTIN DB12
〈SPEC〉
○全長:4,725mm
○全幅:2,060mm
○全高:1,295mm
○車両重量:1,788g
○エンジン:4L V型8気筒DOHCツインターボ
○最高出力:680PS(500kw)
○最大トルク:800Nm
○加速:0~100km/h3.6秒
○最高速度:325km/h
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