『BoatCLUB』読者投稿/#18 好きな釣りものはアマダイ

2022.09.26

読者のみなさまから寄せられたボート遊びに関するレポートを掲載している、月刊『ボート倶楽部』の読者投稿記事「進め! BCフィールドレポーターズ」。「舵オンライン」では、過去に掲載された記事の中から抜粋して再掲していきます。


#18
20年ぶりにマイボート釣りを楽しむ 上田好紀さん 

●BOAT:〈和丸〉 (ヤマハW-20CF-5)
●FIELD:太地湾、森浦湾(和歌山県)
●TARGET:アマダイ、アオリイカ、根魚、スミイカ(コウイカ)など 


 

私がボートに乗り始めたのは20歳のときで、父親から買ってもらったヤマハの12フィート艇(25馬力船外機搭載)が最初のボートでした。
その後数艇を乗り替え、8艇目に購入したニッサン・ジョイフィッシャー750は、さまざまな艤装を施し、2003年には『ボート倶楽部』にも掲載していただきました(今思えばこのころは絶好調に釣れていましたね)。


8艇目の〈KAZU丸〉(ニッサン・ジョイフィッシャー750)は4ストローク130馬力船外機搭載。
なお、反対側なので写っていませんが、このときもマリンフロートが付いています。
パイロットハウス前にはパイプで自作した〝鳥居〟を取り付け、デッキライトや集魚灯、ライト切り替え用スイッチボックスなどを装着していました

 

しかし一転してその後の約20年は、さまざまな事情が重なって、ボート釣りを一時中断。
ようやくカタが付いたときに、「釣りに行っていたときが一番楽しかったな」と思い出して、再びフネを買うことにしました。

 

最初は、いつもお世話になっている川上マリーンさんに中古艇をお願いしようと思ったのですが、在庫がないからインターネットで探すようにと言われました。
そこで探してみると、静岡県湖西市の片山造船所にヤマハW-20CF-5があるのを発見。エンジンは、川上さんのところで新品を買うつもりだったのですが、片山造船所の社長が「ヤマハの25馬力なら最新型で極上のがあるよ!」と言うので、型式と写真を送っていただいたところ新しかったので、川上さんにことわってフネとセットで買うことにしました。

(※タイトル写真説明)
現在の愛艇〈和丸〉(ヤマハW-20CF-5)です。『ボート倶楽部』の読者プレゼント当選でいただいた「マリンフロート防散カバー」を設置した日に撮影しました。

 

保管場所は湾の一番奥なので、台風でも大丈夫です 今回のフネは今まで乗ってきたものと比べて恐らく最も質素で、ハンドルもリモコンもないので、慣れるのに時間がかかりました。
また、乾舷が低いので、波はかぶるわ何度も海に落ちそうになるわで不自由な思いもしていますが、燃費はいいと思います。

さっそく大好きだったアマダイ釣りに行ってみました。 

 


(上)この日は初めて電動リールでアマダイ釣りをしました。魚探はホンデックスのPS-611CNです。パラソルは、ストリームトレイルの防水バッグと一緒に、舵社の通販(KAZIシープラザ)で買ったものです。

 

さて、たしかにアカアマダイもシロアマダイも、イトヨリダイの大きいのも釣れたのですが、なんだか潮の流れ方がおかしいように感じました。
そこで川上さんに聞くと、黒潮の流れが沖に行ってしまっていて、今まではなかった反転流が串本方面にすごい速さで流れているのだと教えてくれました。
どうりで、あっという間に流されるわけです。

 


(左)11月3日:最初に釣れたのは、シロアマダイでした
(中)11月20日:2回目は、2尾でした
(右)12月5日(3回目):イトヨリばかり釣れるので、帰ってきました

 

10月~1月は、月夜のイカ釣りに行っていました。釣果は9ハイでしたが、12月と1月に釣れたアオリイカは大きかったので面白かったです。
その後も月に1~2回のペースで出かけています。 

 

(まとめ=BoatCLUB編集部)

※本記事は、『BoatCLUB』2022年7月号に掲載された記事を一部抜粋したものです。最新刊およびバックナンバーもぜひご覧ください。 

 

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