『BoatCLUB』読者投稿/#19 マイボートで楽しむ自由な釣り

2022.10.26

読者のみなさまから寄せられたボート遊びに関するレポートを掲載している、月刊『ボート倶楽部』の読者投稿記事「進め! BCフィールドレポーターズ」。 「舵オンライン」では、過去に掲載された記事の中から抜粋して再掲していきます。 


#19
アオリイカにハマり、陸から海へ 岸本真彦さん 

 

●BOAT:〈JEX-335〉(ジョイクラフトJEX-335)
●FIELD:神奈川県・葉山沖
●TARGET:アオリイカ


 

(トップ画像説明)
ボート仲間であり釣り仲間であり、本文中に登場する“勤め先の人”でもある人、城戸さん(左)と自分(右)

 


 

6月上旬某日。アオリイカとヒラメを釣り、マリーナに戻って仲間と釣果報告雑談したときのひとコマ。
仲間のカワハギと自分のアオリを交換することになり、食材がグレードアップしました(笑)

 

もともとは、海釣り公園での陸っぱりで、マゴチねらいの泳がせ釣りが好きだったのですが、ある日、サイマキエビ(小型のクルマエビ)の泳がせにスミイカ(コウイカ)が抱きついて、そのときのヒキが面白かったのと、食べてみたらものすごくおいしかったので、イカ釣りに目覚めました。

それまでの釣り経験からエサ釣りなら抵抗なくできるかとも思いましたが、アオリイカをルアーで釣るエギングのほうがゲーム性が高かったので挑戦してみたところ、最初からいきなり2ハイ釣れるという幸運に恵まれ、思いっきりハマりました。

しかし、海釣り公園の特にアオリイカのポイントは、シーズンになると“イカよりも人が多い”なんて状態がザラになってしまい、加えて人間関係にも疲弊し、陸での釣りに嫌気がさしてしまったのです。

そんなある日、勤め先でボート釣りをしている人がいると知り、思い切って話しかけてみたところ、「陸とは違って解放感もすごくてとてもいいよ」という話を聞いてがぜん興味が湧き、約3年前にマイボートフィッシングを始めました。 

 

(左)マイボート釣行中の“貴重な”ひとコマ。基本一人で乗るので、なかなか釣行中の自分の写真が撮れないのです(ミニボートフィッシングあるある)
(右)釣行後に船外機をフラッシング。5月なのに夏のような天気の一日で、よりによって帽子を忘れて日焼けがヤバいことに 

 

今年の5月、神奈川県・葉山沖の名島(菜島)周りへ。朝マヅメねらいでいきたかったので、普段利用しているマリーナではなく、隣の森戸海岸からエントリー。

ここは駐車場のすぐ近くに民家があるので、朝早い時間帯は騒音防止のため、電動コンプレッサーではなくフットポンプである程度ボートを膨らませてから浜に運びます。そして、浜で電動コンプレッサーを使って高圧で最終仕上げをして出船。

太陽が出てくると同時に南風が少し吹き始めたころ、沖に向かって投げると、違和感を覚えたのでフリーフォール。その数秒後にドラグがジージーとなったので、「これはキロアップ確定!」と、サオを立てて少し走らせて、2~3回やり取りをしたのち浮いてきたのを確認したら、ゲソ1本という状態。かなりヒヤヒヤでしたが、ドラグが緩かったのでどうにか身切れせずに上がってきました。

確保後計量してみたところ2.2キロで、2キロアップ達成。サイコーな大型連休最終釣行になりました。

 

(左)春の大型連休最終釣行でのアオリイカ。ロッドは軽くて短くて扱いやすい、ダイワのエメラルダスAIR BT 511LS-Sをチョイス
(右)自宅に持ち帰り計量するも・・・MAX2キロのキッチンはかりではエラー表示に(笑) 

 

自分の場合、春のアオリイカはギャンギャンシャクるのではなく、ゆっくりシャクってフォールの時間を長めにとっています。風がない日などはサオを2本出して交互に誘うと、ほどよくフォール時間も取れて、釣果アップにつながっているかな・・・と個人的には思っています。

 


(左)5月下旬に会社の仲間やレンタル艇つながりで仲よくなった人たちと、ヤマハマリンクラブ・シースタイルで出かけました
(右)仲間にいいアタリが! と注目していたら、なんとかなりレアなトビハタが上がってきました

 


仲間たちはほかに、ホウボウやオオモンハタ、フグなどを上げていました。自分は小ぶりながらマハタやエソなどに加えて尺アジ(35センチ)を釣りました(めちゃくちゃおいしかったです) 

 

(まとめ=BoatCLUB編集部)

※本記事は、『BoatCLUB』2022年8月号に掲載された記事を一部抜粋したものです。最新刊およびバックナンバーもぜひご覧ください。

 

◆『ボート倶楽部』では、全国のボート遊びに関するレポートを募集中◆
ボートは艇種を問いません! すべてのボートを大歓迎! 愛艇やボートライフの紹介、艤装のアイデア、釣行レポートなど、テーマはなんでもOKです。
レポートが採用された方には原稿料、掲載誌のほか、フィールドレポーター・スペシャルステッカー(赤ステ)&チビステをプレゼント。
ちなみに赤ステは、ほかでは絶対手に入らない、レポーター限定の特別バージョンです。
興味がある方は、お気軽に編集部までご連絡ください! 

 

■書き方
[原稿の形式] 手書き、PCなど、なんでもOK
※質問に答えを書き込むタイプの「ご執筆用質問シート」を、こちらからお送りすることも可能です
[スタイル] である調、ですます調のどちらでもOK
[文章量] 2,400字程度
[(あれば)イラストの下絵] 必要があればポイント図、タックル図、テクニック解説図など 
[写真] 8~10枚、できれば多めにお送りください。各写真に説明を付けてください
[投稿方法] 郵送、EメールどちらでもOKです


■送り先
〒105-0013 東京都港区浜松町1-2-17 ストークベル浜松町3F
舵社『ボート倶楽部』編集部 読者レポート係
TEL:03-3434-5182 FAX:03-3434-2640
E-mail: boatclub@kazi.co.jp

あなたのボートライフを投稿して、激レアな赤ステをゲットしてみませんか?
どうぞお気軽に&どしどしお待ちしております♪

 


あわせて読みたい!

●『BoatCLUB』読者投稿/#18 好きな釣りものはアマダイ

●『BoatCLUB』読者投稿/#17 ガーミン製魚探への深すぎる愛

●絶品釣果料理②/アオリイカの焼きそばとフライ

 


ボートフィッシング

ボートフィッシング の記事をもっと読む