魚探の見方vol.1 ブリねらい中の有力反応をプロが解説

2023.08.13

魚探に慣れるには、魚探反応のサンプルをたくさん見るのが一番の近道。実釣取材中に出合った魚探反応について、プロアングラーの小野信昭さんはどう読み解いたのか。三つの反応を例に見ていこう。

本記事は、月刊『BoatCLUB』の偶数月号で連載している「小野信昭のチャレンジフィッシング そんなの無理ナンダイッ!?」の2021年12月号の回から一部抜粋したものです。


 

●日時:2021年10月の昼前ごろ
●場所:東京湾・走水沖
●状況:ジギングでワラササイズのブリをねらっていた

 

不連続なベイト反応

ベイトフィッシュらしき魚群反応が海底から約6メートルの厚さで存在したが、途中で約10メートルの厚さに拡散した。大型青ものがベイトフィッシュの群れに突撃した可能性が高い

 

ベイト反応とジグの軌跡①

画面内には大型青ものらしき反応は見当たらないが、海底付近にベイトフィッシュらしき魚群反応が見つかったのでジグを落としてみた。私と同乗者のジグ2個分の軌跡が映し出されている

 

ベイト反応とジグの軌跡②

海底付近にはベイトフィッシュらしき魚群反応とともに単体魚がいくつか映し出されている。海面から15メートルのところで、ワラサがジグにバイトした瞬間も映っている

 

(文・魚探画面=小野信昭)

 

小野信昭(おの・のぶあき)
フルノ・フィールドテスター。ダイワ・フィールドテスター。日本全国、海に面した都道府県すべての海に愛艇〈友恵丸〉(SKTパーフェクター13)を浮かべた経験を持つプロアングラー。古野電気が運営するFurunoStyleでは、さまざまな魚探反応の読み解き方を解説している

 


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