魚探に慣れるには、魚探反応のサンプルをたくさん見るのが一番の近道。実釣取材中に出合った魚探反応について、プロアングラーの小野信昭さんはどう読み解いたのか。三つの反応を例に見ていこう。
本記事は、月刊『BoatCLUB』の偶数月号で連載している「小野信昭のチャレンジフィッシング そんなの無理ナンダイッ!?」の2022年2月号の回から一部抜粋したものです。
●日時:2021年11月
●場所:館山湾
●使用魚探:フルノGP-1971F
●状況:水深を変えながら、5種のカサゴをねらっていた
最初に攻めた水深80メートル前後のポイント。船速が0.2ノットなので、海底がフラットに表現されている。底質判別機能で、カサゴが好む礫(れき=GRVL)と泥(MUD)の上にボートがいることがわかる
最後にユメカサゴとウッカリカサゴを求めて向かった水深180メートル前後のポイント。仕掛けが根掛かりすることもあり、オモリで海底を小突くとやや硬い感触が手元に届いた。結果的に、良型のイズカサゴが釣れた
1尾目のイズカサゴが釣れたポイント。急斜面を上るようにボートが流れた。海底付近には小魚らしき反応もあり、魚が集まりやすい好条件がそろっているようだ。水深変化が著しいので、小まめな底ダチの取り直しが必要だ
(文・魚探画面=小野信昭)
小野信昭(おの・のぶあき)
フルノ・フィールドテスター。ダイワ・フィールドテスター。日本全国、海に面した都道府県すべての海に愛艇〈友恵丸〉(SKTパーフェクター13)を浮かべた経験を持つプロアングラー。古野電気が運営するFurunoStyleでは、さまざまな魚探反応の読み解き方を解説している
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2025.03.23
今回は、孤高の釣り人Mr.ツリックが、久しぶりの遠征で京都府宮津市のYOLO屋を訪問。最高の天気に恵まれ、しかも伊根の舟屋も見ることができて、すばらしい一日となりました。(舵オンライン編集部) -------------------------------------------------------------------------------- 宮津にしてよかった みなさま、こんにちはMr.ツリックです。 やったぜ、ベイビー! 今回は超久々の遠征釣行ですゾ。釣り場は京都の丹後半島にある宮津。近くに有名な伊根の舟屋群があるところですナ。 実は、前日に福井の小浜湾でリトルボート販売の田原氏と釣りをしていたので2日連続の釣り。その2日間ともにピーカンベタ凪の好天気に恵まれた。遠征したのに荒天でボートが出せないなんて悲惨な状況から比べれば、文句なんて言えるワケもないが、2日連続の酷暑日での釣りは暑すぎる。それでも、穏やかな海で楽しい時間を過ごすことができた。もうチョイ釣果があればもっとよかったけどサ。ぜいたくは言うまい。それはオノレのウデのせいぢゃ。 なお、釣り場が宮津に決まったのは若狭に行く直前。ほかにも、伊勢志摩や和歌山など候補地は何カ所かあった。風光明媚な伊勢志摩でのボート釣りはオイラにとって憧れなのですヨ。また、和歌山では十数年前に紀州ザオ(竹製のヘラザオ)を、恐れ多くもベテランの職人さんに、ガイドやリールシートを付けてもらいリールザオに作り直してもらった。それを里帰りのような感じで和歌山の海で使ってみたい……などなど、いろいろと考えていたワケなのです。 でも、宮津にしてよかった。ロケーションはもとより、ボート屋さんのサービスもボートとエンジンのコンディションも申し分なかった。こんな店が関東にあったら、ワタクシメはソッコー常連確定。 今の時代、レンタルボート店は減る一方で、新規に開業する店はなかなかない。それでも、もう数年前になりますかネ、静岡の沼津で若いオーナーが開業したのでワガハイはものすごく期待をした。しかし、開店直後に見舞われたコロナ禍の影響で閉店してしまい、とても残念な思いをしましたなぁ。 2022年にオープンした若夫婦が営むレンタルボート店。立地条件が抜群によいですナ。ご夫婦のこまやかなサービスもグッド。こんなレンタルボート店が関東にあれば確実に通う 手入れの行き届いた2馬力艇とランチャー。そして、潮位差の大きな太平洋側では考えられないほど狭い砂浜は、ミニボートの離着岸や片付けに最適な環境だよネ 手漕ぎボートのレンタルもある。2馬力ボートは釣り以外に観光用でも貸してくれる。料金はちょいとお高めですが、ロケーション、釣果、サービスを考えれば納得のプライス 舟屋群を目標にいざエントリー。初めて訪れる有望釣り場に期待パンパン。おまけに、前日も無風ベタナギの酷暑日に釣行したものだから顔も火ぶくれでパンパン まずは、一番近場のオススメポイントで釣ってみる。水深20メートル前後。このあたりでもイロイロと釣れるらしいが、ヒイラギしか釣れなかったので移動。ヒイラギを久々に見た ねらえる魚種は豊富 さて、お邪魔した宮津のレンタルボート店は「YOLO屋」さん。地域の地名の養老が由来でしょうか。店の前に駐車スペースがあり、店の裏はボート乗り場の砂浜に直結していてフォーメーションが完璧です。 そのうえ、砂浜の広さは15メートルくらいしかなくて、クルマから波打ち際までの距離がとても近い。関東で砂浜が狭いところは、たいがい海面から車道までかなりの高さがある。ところが、潮位の干満差が最大で40センチ程度の日本海側では、波打ち際からクルマまでの高低差がほとんど感じられない。要するに、ラクチンということですヨ。 さらに、砂浜のすぐ沖に離岸堤があるため湖面のようにおだやかな波打ち際は浅くてボートの乗り降りもラクラクでした。 店のインスタをのぞくと、ハマチ(ブリの若魚)、アジ、サゴシ(サワラの若魚)、アマダイ、イトヨリダイ、マダイ、チヌ(クロダイ)、アオリイカ、ガシラ(カサゴ)、アオハタ、アコウ(キジハタ)などが釣れているようです。この中ならば今回の本命はやっぱ旬のアコウでしょうなぁ。 あ、ここでワンポイント情報。キジハタのことを宮津では「イネズ」と呼ぶらしいです。もしかしたら、伊根の海って意味かしらん。 青島近くの本命ポイントは魚礁周り。風はほとんど吹いていないが、潮が利いていそうなので現場2号改を使ってみる。お手製のカイト型シーアンカーですゾ ワガハイ考案の刺繍カブラ。中通しの玉オモリでもいいが、やはりカブラ用のオモリのほうが効果的。エサはサンマの干物とイカ。今回は用意できなかったが、オススメはホタルイカ オイラ的には珍しく、1投目で本命クラスのアオハタをゲット。前日はラストの一投でアオハタを釣ったのでトータルしてみれば、アオハタの連チャンヒットですナ(ヒイラギはノーカンで) まぁまぁサイズのガシラ。ガシラにサンマの開きは特エサだ。刺繍カブラはエサのサンマの中に漬け込んでおき、サンマの油分とエキスをたっぷりと吸わせておけば完璧 今回の釣行マップ(京都府宮津市) 「海釣図V」(マップル・オンより転載) 伊根の舟屋も訪問 伊根といえば舟屋。YOLO屋さんでは2馬力ボートを観光用としてもレンタルしている。観光では3名の乗船が可能。大型の観光船のようなガイドや説明はないけれど、ゆっくりと気ままに心ゆくまで伊根湾と舟屋を見て回れる。それに、2馬力ボートの低い視線はより舟屋を間近に実感できる。もちろん、われわれも釣りを中断してのほほんと伊根湾をひと回りしてきた。 もしかしたら、記憶に残っている読者の方がいらっしゃるかもしれませんが、実は10年前にワガハイは本誌の釣り特大号の取材で舟屋に泊まって釣りをしている。泊めていただいたのは、まだ舟屋を改装したばかりの真新しい民宿で、コロナ流行の5年前はまだ外国人観光客も少なかった。聞こえるのは静かな波音と同行した当時の担当オイマワシ君の声だけで、町の雑踏やクルマの騒音は皆無。蚊もいないものすごく静かな夜を過ごしたのでした。 そのときはレンタルボートではなくて、宿の釣り船で釣りをした。みながガシラやカレイやレンコダイ(キダイ)をワサワサ釣っているのに自分だけ沈黙。ところが、「もう終わります」と言われて仕掛けを巻き上げようとした瞬間に数キロの大ダイがヒットした。 そのときに使っていたのがアマダイテンヤ。当地では、一般的な片テンビン2本バリのアマダイ仕掛けを使うと、小型のアマダイが釣れすぎてしまう。アマダイのアタリを1尾ずつていねいに取り、小型を避けて釣るためのテンヤだと聞いた。そのテンヤが、今回も使用したワガハイ考案の刺繍カブラのルーツになっているのだ。 アマダイテンヤには、タイラバタイプのオモリとハリにタコベイトのようなスカートが付いていた。そのゴムスカートを百円ショップで購入できる刺繍糸に替えたのが、刺繍カブラです。 刺繍カブラのウリはエサの油分、エキス、においを刺繍糸に吸わせることができることです。釣行前にホタルイカやサンマのエサを用意したら、小さなタッパーの中にエサと一緒に刺繍カブラを2~3組、漬け込んでおけばいい。釣り場に着いたらオモリを付けて釣りを始め、しばらくして漬け込み効果が薄れたと感じたら刺繍カブラを交換する。 それと、比較的簡単に自作は可能ですが、ホタルイカをエサにする場合は2本バリの間隔をホタルイカに合わせること。ハリスの短いハリはイカのエンペラの先端に刺し、長いほうは目と目の間に刺す。よって、長さが合っていないと、イカがくの字に曲がり、筒と頭部が分離しやすくなるので、そこだけ注意したい。 フネが大型化したためか、使用されている舟屋は少ないが、右手の舟屋は現役で稼働しているみたい。舟屋は、海の反対側に細い道路があり、その真向かいに母屋がある配置のようだ 伊根湾めぐりの観光船もあるけれど、レンタルボートで伊根湾観光なんてぜいたくすぎる。同行のY男も舟屋には興味津々な様子。海好きな都会人は絶対にあこがれますナ エサをイカに替えたらシロギス仕掛けにもアオハタがヒットする。それにしても、晴天で釣りができる幸運に文句をつけてはいけないが、微風ベタナギの酷暑日は暑すぎて閉口 イシゴカイのシロギス仕掛けにヒットした最凶のミノカサゴ。美しさと毒針で有名だけど、食べたら最強に美味なのです。コイツももう少し大きかったらお持ち帰りしていました 再訪したい場所 ちなみに、宮津と伊根湾は広大な若狭湾の西端にある。なので、西風に強そうな釣り場だ。そして今回釣りをした、店の真沖、青島脇の魚礁、マグロ畜養イケス西側のカケアガリの釣り場は、いずれも砂泥の海底で根掛かりがなく釣りやすかった。ホントにもう、できることなら通ってポイント探求をしたい釣り場です。何てったって、浅場から深場まで対象魚種が豊富ですからなぁ。 あと、出船前には釣り場と注意事項などのレクチャーがある。それと、2馬力ボートの操船に不慣れな人には乗船前に操船練習もさせてくれる。 とまぁ、こんな感じの伊根のんびり遠征釣行でしたが、結果はいつものように本命ゼロ。それでも、ゲストのアオハタとガシラはキープできた。なんたってアータ、釣り場の風情がヨロシイ。こんなに人気観光地と隣接しているレンタルボート釣り場はほかにはないだろう。最低でも、年に2回、イヤ3回は訪れてみたいエリアですヨ。ねぇ、編集長。 帰着時、幸か不幸かボート乗り場前の離岸堤を過ぎたところでガス欠。もちろん、予備のガソリンは積んでありますが、成り行き上ワシが漕ぐハメに。酷暑日にする労働ではない 釣りのあとはお約束の日本三景・天橋立観光。外国人観光客に囲まれてビューランドに登ってみた。オイラが眺めているのは先ほどまで浮かんでいた伊根湾ですナ (文=須藤恭介[Mr.ツリック] 写真=幸野庸平/舵社) 今回お世話になった貸しボート店 かの有名な観光地である伊根の舟屋にフネで訪れることのできる貴重な貸しボート店。船体やエンジンも新しくしっかりとメンテナンスされており、また、初心者でも安心して利用できるような配慮が満載。 YOLO屋 [住 所]京都府宮津市岩ケ鼻51-9 [連絡先]0772-45-1774 [料 金]2,200円~ [定休日]不定休 今回は、『BoatCLUB』2024年11月号に掲載された連載「孤高の釣り人Mr.ツリックの ふらっと貸しボートに乗りにきた」を一部再編集したダイジェスト版をお届けしました。 ※取材は2024年8月に実施。記事内に掲載されている写真の内容などは、取材当時のものです。 --------------------------------------------------------------------------------
続きを読む2025.03.21
ボートを乗り替えました。そのボートは〝キャビン、マリントイレ、リアドア付き〟を条件に探し、広島県・宮島のマリーナのサイトで発見したヤマハFC-24。 毎度おなじみ妻への必死の説得からの見学訪問。実際に見てみると予想以上にいい状態だったので、お得意の「酒とタバコはやめ、小遣いも一生要らない」宣言からその場で仮契約へと進みました。 『BOATCLUB』読者投稿/#44 片山仁志さん ●BOAT:〈仁隆丸〉(ヤマハFC-24) ●FIELD:愛媛県・松山沖ほか (トップ画像説明) 現在の愛艇。このボートに巡り合う〝旅〟の中では前のフネ(ヤマハUF‒19 )売却や、ドライ ブ船の購入(係留場所にサイズが合わず1年で売却)などドラマが多々ありました 自分が使いやすく、気に入るように艤装するのが大好きなので、ワクワクが止まりません。レーダーアンテナのロゴがはげていたので妻とキレイに塗ったり、キャビンにロッドの収納ラックを自作したり、椅子やマットのカバーを黒に替えたり……次々にアイデアが浮かびます。 休みの日は、釣りに行かずとも係留したボートで遊んでいます。艤装作業をしつつご機嫌なナンバーをタブレットで流し、妻の手作り弁当を食べる……一番大好きな時間です。 キャビン内に神棚、タブレット(地デジ対応。ネットフリックスも見られます)を設置(右上)。自慢の自作ロッド収納(右下)。フロアマットとシートを黒に交換(左) 肝心な釣りですが、この新しいフネで初めてファミリーフィッシングに出航したとき、息子が80センチオーバーのブリをゲット! 息子がさばいたブリを、子どもの成長を感じながらお刺身で食べました。ほかには、大好きなカワハギ釣りを楽しんでいます。薄造りにさばき、キモじょうゆとキモポン酢をダブルで用意し食す。そしてお気に入りの日本酒を流し込むのが至福のひとときです。 釣れたウマヅラハギを持つ私(右)と、それをこれから自転車で運ぶ息子(左) (左)ボート遊びの師匠と私。師匠は整備のプロなので、私のフネのバッテリー配線もやってくれました。師匠のボートはベイライナー3988です (右)宮島から松山市の三津浜港までの回航は、私と友人の2 人で。のんびり約3 時間の航海で、途中天候が荒れた場所もありましたが、仕事でもフネに携わっているわれわれにとってはいい経験になりました 正直、私は、雑誌やテレビみたいに魚は釣れませんが、全然気にしないタイプです。ガソリンをたくさんたいて──たとえ何も釣れなくても──釣りに行くという過程が楽しいですし、最悪スーパーで魚を買えば食べられますし(笑)。 また、釣りのほかにも、親戚の子どもたちを連れてのクルージングや、離島めぐりを楽しんでいます。別荘のある睦月島の隣、中島には海上アスレチックがあり、完全にハマっています。自分のボートですぐ近くまで行けるのが本当に最高です。 そんなこんなで、今後も「釣れなくてもいい」をモットーに、マリンライフを楽しんでいきたいと思います。ちなみに、お酒とタバコはやめていません。お小遣いは少し減りましたが(笑)。 (まとめ=BoatCLUB編集部) ※本記事は、読者の皆さまから寄せられたボート遊びに関するレポートを掲載している、月刊『ボート倶楽部』の読者投稿記事「進め! BCフィールドレポーターズ」の過去に掲載された記事の中から抜粋して再掲しています。 ◆『ボート倶楽部』では、全国のボート遊びに関するレポートを募集中◆ ボートは艇種を問いません! すべてのボート大歓迎! 愛艇やボートライフの紹介、艤装のアイデア、釣行レポートなど、テーマはなんでもOKです。 レポートが採用された方には原稿料、掲載誌のほか、フィールドレポーター・スペシャルステッカー(赤ステ)&チビステをプレゼント。 ちなみに赤ステは、ほかでは絶対手に入らない、レポーター限定の特別バージョンです。 興味がある方は、お気軽に編集部までご連絡ください!!! ■書き方 [原稿の形式] 手書き、PCなど、なんでもOKなんだったらまず写真を送っていただくだけでもOKです! ※質問に答えを書き込むタイプの「ご執筆用質問シート」を、こちらからお送りすることも可能です [スタイル] である調、ですます調のどちらでもOK [文章量] 2,000字程度 [(あれば)イラストの下絵] 必要があればポイント図、タックル図、テクニック解説図など [写真] 8~10枚、できれば多めにお送りください。各写真に説明を付けてください [投稿方法] 郵送、EメールどちらでもOKです ■送り先 〒105-0013 東京都港区浜松町1-2-17 ストークベル浜松町3F 舵社『ボート倶楽部』編集部 読者レポート係 TEL:03-3434-5182 FAX:03-3434-2640 E-mail: boatclub@kazi.co.jp あなたのボートライフを投稿して、激レアな赤ステをゲットしてみませんか?どうぞお気軽に&どしどしお待ちしております♪ --------------------------------------------------------------------------------
続きを読む2025.02.27
子どものころから釣り好きで、大学卒業後の一時は釣りから離れざるを得ない時期もありましたが、転勤をきっかけにその熱は再燃。その一方で仕事は激務だったため、好きな釣りを目いっぱい楽しみたいと早期リタイアを夢見ていたところ、予想より早い42歳で早期選択定年制度を使って退職→山口県萩市が全国公募していた新規道の駅の支配人に着任→へIターン移住しました。 移住後も仕事は忙しかったですが、その隙間時間でボート免許を取得し、念願の愛艇も購入〈サカナ-Ⅰ〉(ヤンマーLF20Z)。センターコンソールのディーゼル船で、初心者にも扱いやすいフネでしたが、波風の強い萩沖ではスプレーをかぶることが多く、キャビン艇を探すことに。 結果、ほどなくしてマリーナの紹介でヤマハFC-24S/Dを入手。〈サカナ-Ⅱ〉と命名し、以来20年以上乗り続けています。 当初はエサ釣りをしてましたが、10年前にジギングに転向。意外にバイトが多く、かかれば大物、しかもタックルもシンプルでメンテも楽といいことずくめでハマってしまいました。 65歳で道の駅を定年退職してからは、海況の穏やかな日を狙って週に3〜4回程度出航&出られない日は読書三昧という「晴釣雨読」生活を送っています。 『BOATCLUB』読者投稿/#43 中澤さかなさん ●BOAT:〈SAKANA-Ⅱ〉(ヤマハFC-24 S/D) ●FIELD:山口県・萩沖 (トップ画像説明) 夜明け前、航海灯をつけて出港を待つ〈サカナ-Ⅱ〉 エンジンはボルボ・ペンタのAD31/SXドライブで、修理の際の見積もりは気絶しそうな金額です。これまでオイルパン、ターボチャージャー、排気エルボ、ドライブギア、チルトシリンダーの交換など、合計すると3ケタ万円かかりましたが大切な相棒、いたわりながら付き合っています 6月某日。早朝2時間の釣果(最大は60センチのマダイ)。自宅で食べるぶん以上に釣れた際には、近所の鮮魚店に買い取ってもらうことも 月に1〜2回は大阪、京都、高知、長崎などの友人と出航。萩沖は変化に富んだ海底地形で、四季折々の魚をねらえます。20年以上におよぶGPSのポイントマークやブログでの釣行記録の蓄積で、確度の高い釣りができるようになりました。写真は2024年7月、長崎県佐世保市のシゲさんと68センチのマダイ 7月20日のカサゴ36センチと私。ジグはシマノTGガトリング100グラム・シルバーゼブラグロー改。ちなみにですが、「中澤さかな」はペンネームでして、「なかさわさかな」と読みます。上から読んでも下から読んでも同じ回文になっています (まとめ=BoatCLUB編集部) ※本記事は、読者の皆さまから寄せられたボート遊びに関するレポートを掲載している、月刊『ボート倶楽部』の読者投稿記事「進め! BCフィールドレポーターズ」の過去に掲載された記事の中から抜粋して再掲しています。 《お知らせ》 『ボート倶楽部』2025年4月号(2025年3月5日発売)から、中澤さかなさんの新連載「マイボートで旬を釣る・旬を食べる」が始まります! 山口県萩沖の海を舞台に、毎号1魚種のターゲットについて、ボート釣りと釣果料理をお届けいただきます。ご期待ください! ◆『ボート倶楽部』では、全国のボート遊びに関するレポートを募集中◆ ボートは艇種を問いません! すべてのボート大歓迎! 愛艇やボートライフの紹介、艤装のアイデア、釣行レポートなど、テーマはなんでもOKです。 レポートが採用された方には原稿料、掲載誌のほか、フィールドレポーター・スペシャルステッカー(赤ステ)&チビステをプレゼント。 ちなみに赤ステは、ほかでは絶対手に入らない、レポーター限定の特別バージョンです。 興味がある方は、お気軽に編集部までご連絡ください!!! ■書き方 [原稿の形式] 手書き、PCなど、なんでもOKなんだったらまず写真を送っていただくだけでもOKです! ※質問に答えを書き込むタイプの「ご執筆用質問シート」を、こちらからお送りすることも可能です [スタイル] である調、ですます調のどちらでもOK [文章量] 2,000字程度 [(あれば)イラストの下絵] 必要があればポイント図、タックル図、テクニック解説図など [写真] 8~10枚、できれば多めにお送りください。各写真に説明を付けてください [投稿方法] 郵送、EメールどちらでもOKです ■送り先 〒105-0013 東京都港区浜松町1-2-17 ストークベル浜松町3F 舵社『ボート倶楽部』編集部 読者レポート係 TEL:03-3434-5182 FAX:03-3434-2640 E-mail: boatclub@kazi.co.jp あなたのボートライフを投稿して、激レアな赤ステをゲットしてみませんか?どうぞお気軽に&どしどしお待ちしております♪ --------------------------------------------------------------------------------
続きを読む2025.02.20
神奈川県・葉山沖でウキ釣り仕掛けでメジナをねらったMr.ツリック。思いのほかうねりが大きく、想定していたポイントに入れず釣果もさんざん・・・。本命が釣れなかったので、メジナを用意して料理しました。(舵オンライン編集部) ◆実釣の様子はコチラ メジナねらいのウキ釣りで撃沈/葉山釣具センター メジナの和風ジュレ ――熱いご飯に煮こごりをのせて、溶けてしみ込んだのを頬張る幸せ ひと言でいえば、魚の煮こごり料理ですナ。ご存じの通り、すべての魚で煮こごりが作れるワケではない。ゼラチン質を多く含む魚は平らな形や長ものがほとんど。なので、食べたい魚で煮こごりを作る場合は市販のゼラチンの力を借りる。魚からイイ感じのだしが出るのか、味付けのしょうゆとみりんだけとは思えない滋味深い味わいになります。パプリカの香りもほんのり。好きな香味野菜を入れて自分好みの味に仕立ててみましょう。 【材料】 ●メジナ 半身 ●塩 適量 ●かたくり粉 適量 ●好みの油 適量 ●みりん 40ml ●だし汁 280ml ●しょうゆ 40ml ●粉ゼラチン 5g ●パプリカ 適量 ①魚は三枚におろして、皮は残したまま、腹骨と血合い骨を取り除き、皮側に焼き縮みが出ないよう縦に2本浅く切れ目を入れておく。それから、塩水に数分間浸しておく。その後、水気を拭き取り、かたくり粉を振って余分な粉は必ず落とす ②フライパンに油を引いて、切り身の皮側から焼きますが、丸まらずふっくらと焼き上げるために、加熱する前のフライパンが冷たい状態から切り身を入れておく。あとは中火で両面に焼き色が付くまで焼きます ③いったん切り身を取り出し、みりん40ミリリットルを入れて煮きる。フランベですナ。その後、だし汁(水とだしの素でも可)280ミリリットルとしょうゆを40ミリリットルに②の切り身を入れてひと煮たちさせる。薄口しょうゆを使うと仕上がりの色がキレイ ④沸騰後は粉ゼラチンが固まる80度まで煮汁を冷やしますが、フライパンから切り身だけを取り出して、そのまま1分ほど放置すればそのくらいの温度になるハズ。それから粉ゼラチン5グラムを入れて、よくかきまぜること ⑤あとは、そのまま粗熱を取りますが、冷える前に細かく切ったパプリカを投入します。ほかにも、コーン、オクラ、トマトなど好きなものを入れてくだされ。また、ゆず、大葉、のり、しょうがなどで香り付けをするのもいいでしょう ⑥あとは食品保存容器やお皿などの器に入れて冷蔵庫で3時間以上冷やせば完成。ただし、夏季に冷蔵庫を頻繁に開け閉めしている状況では3時間で固まらないこともあります。硬めが好みなら③のだし汁を250ミリリットルに変更してくだされ 親父の小言 昨日の常識は今日の非常識。特に、健康と食に関しては、コロコロと常識が変わっていきますナ。古くから言い伝わる食べ合わせなんてとっくに忘れてしまったけれど、そのうちに復活したりして。それはともかく、トマトの湯むきは中学の授業で教わったが、今は直火であぶると簡単にできることを知った。皮むきトマトを白だしに漬け込むだしトマトは20年くらい前に白だし人気とともにはやりましたナ。今はその白だしも敬遠する人が多いと聞く。 -------------------------------------------------------------------------------- 須藤恭介(すとう・きょうすけ) 愛称、Mr.ツリック。長年、月刊『ボート倶楽部』の筆者として活躍。釣りだけでなく、優れた料理の腕前で、釣果料理のノウハウを紹介している。 ※本レシピは月刊『BoatCLUB』2024年9月号に掲載されたものです。最新号もよろしくお願いします! (文=須藤恭介[Mr.ツリック] 写真=『BoatCLUB』編集部) --------------------------------------------------------------------------------
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