プレジャーボートの釣りで釣果を伸ばすには、魚探反応について知識を深めることが大切だ。
今回は浅場のメバルをねらっていたときに出合った二つの魚探反応を見ていこう。
●日時:2023年4月
●場所:千葉県・内房
●使用魚探:フルノGP-1971F
●状況:白・赤・黒の3種のメバルをねらって広範囲を探っていたが、残念ながら釣果には結びつかなかった。
岩礁地帯の海底から3、4メートル上まで小魚が群れていた。群れの密集度合いが一様ではなかったのでメバルなどのフィッシュイーターがいるのでは? と期待したが、釣果に結びつけることはできなかった
岩礁地帯の海底から1~2メートルの範囲内にメバルらしき単体魚の反応が映っている。実際に釣り上げることができれば正体がつかめたが、今回は推測の域を出ない結果となった
(文・魚探画面=小野信昭)
小野信昭(おの・のぶあき)
フルノ・フィールドテスター。ダイワ・フィールドテスター。日本全国、海に面した都道府県すべての海に愛艇〈友恵丸〉(SKTパーフェクター13)を浮かべた経験を持つプロアングラー。古野電気が運営するFurunoStyleでも、さまざまな魚探反応の読み解き方を解説している
本記事は、月刊『BoatCLUB』2023年6月号掲載の「小野信昭のチャレンジフィッシング そんなの無理ナンダイッ!?」から抜粋したものです。
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