プレジャーボートの釣りで釣果を伸ばすには、魚探反応について知識を深めることが大切だ。
今回は浅場でハタ3種をねらっていたときに出合った魚探反応について、三つの反応を見ていこう。
●日時:2022年10月
●場所:相模湾東部・亀城礁周辺
●使用魚探:フルノGP-1971F
●状況:ジグ、ジグヘッド+ソフトルアー、一つテンヤの3釣法でハタ類をねらい、結果的にアカハタとオオモンハタが釣れた
亀城礁灯標の南西側の水深10メートル前後のポイント。海底には2メートル前後の高低差があり、海底から約5メートルの範囲までにベイトフィッシュの反応が出ている
オオモンハタを意識し、アカハタねらいよりもやや深い水深18メートル前後での魚探画像。高周波(魚探右画面)では尾引きの長さが変化しているので、海底底質が一様ではないはずだ
マハタを意識し、アカハタ、オオモンハタよりもさらに深い水深37メートル付近も攻めてみた。海底から2~3メートル浮いたベイトフィッシュ反応は、ハタの存在を期待させるには十分だった
(文・魚探画面=小野信昭)
小野信昭(おの・のぶあき)
フルノ・フィールドテスター。ダイワ・フィールドテスター。日本全国、海に面した都道府県すべての海に愛艇〈友恵丸〉(SKTパーフェクター13)を浮かべた経験を持つプロアングラー。古野電気が運営するFurunoStyleでも、さまざまな魚探反応の読み解き方を解説している
本記事は、月刊『BoatCLUB』2022年12月号掲載の「小野信昭のチャレンジフィッシング そんなの無理ナンダイッ!?」から抜粋したものです。
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