ボートのアジ釣りは、魚探で魚群を捉えることが必須。海底変化や根、ストラクチャーなど、アジが生息しそうな場所を絞り込みつつ、アジ特有の反応をねらって仕掛けを下ろすのが吉だ。(舵オンライン編集部)
●日時:2024年1月
●場所:神奈川県・横須賀沖
●使用魚探:フルノGP-1971F
●状況:強風のため朝イチで出艇できず、昼前から短時間釣行でアジをねらった
その名の通り、潮流が速いことの多い走水沖ではアジの魚群反応が海底スレスレに出ることが多い。水深が深い釣り場では海底拡大機能(画面左側)を使用すると発見しやすくなる
深めのポイントから移動した水深30メートル付近のカケサガリの岩礁地帯にもアジらしき魚群反応が見つかった。よさそうな反応だったので仕掛けを降ろしてみたが、食ってこなかった
最後に移動した水深50メートル付近のポイントでも海底拡大機能(画面左側)によりアジらしき魚群を確認。しかし、エサ、ルアーともに食わせることができなかった
(文・魚探画面=小野信昭)
小野信昭(おの・のぶあき)
フルノ・フィールドテスター。ダイワ・フィールドテスター。日本全国、海に面した都道府県すべての海に愛艇〈友恵丸〉(SKTパーフェクター13)を浮かべた経験を持つプロアングラー。古野電気が運営するFurunoStyleでも、さまざまな魚探反応の読み解き方を解説している
本記事は、月刊『BoatCLUB』2024年4月号掲載の「小野信昭のチャレンジフィッシング そんなの無理ナンダイッ!?」から抜粋したものです。
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