3月26日9時45分(現地時間/日本時間)、アメリカ・サンフランシスコ(ゴールデンゲートブリッジ)を出港し、西宮(兵庫県)を目指して航海の真っ最中の堀江謙一さん。今回の航海が成功すると、最高齢(83歳)での単独無寄港太平洋横断の新記録となる。
今回のチャレンジの相棒は、全長わずか5.83mの小型ヨット〈サントリーマーメイドIII号〉。なんとエンジンも搭載しておらず、セーリングのみで西へと進んでいる。
その堀江さんが、当初の予定よりも早いペースで、出港から21日目となる4月16日の朝(日本時間)、ハワイ・オアフ島沖を海域を通過した。
海上にかけつけた関係者のボートに向かって手を振る堀江謙一さん。表情から察するに、元気そうな様子がうかがえる
北にオアフ島、南にモロカイ島の間を通って、ホノルル沖へ。背後にはダイヤモンドヘッドが見える
古野電気の特設サイトでは、堀江さんの現在位置と航跡が随時更新されている。上は、4月18日11:56(日本時間)の位置情報。長い航海の3割ほどを終えたところを走っている
*
原点でもある「太平洋ひとりぼっち」の航海を、振り返りながら、淡々とセーリングをしているのだろうか。古野電気の特設サイトで、堀江さんと一緒に太平洋横断を楽しんでいきたい。
(文=舵社/安藤 健 写真=オフィシャル提供)
あわせて読みたい!