ヨット・モーターボートの専門月刊誌『Kazi』。2023年3月号は2月3日(金)発売です。表紙は12mクラス世界選手権(米2019年)優勝艇〈チャレンジXII〉(KA-10)。
cover photo by Yoichi Yabe
艤装品、ウエア、セール、ヨット……/セーラーの物欲。
セーラーたちは海を乗り越え、風を乗り越え、そして何より物欲と戦っている。なんてったって一番欲しいのはヨットでありましょうが、セールだって欲しいし、艤装品だって一新したい。ウエアもツールも安全備品も、まるっとまとめてセーラーの物欲を考えます。
~清水廣良誌上個展~ 12mクラスの追憶
美しくせりあがったスプーンバウ、細くきらびやかなビーム。多くのセーラーを今も魅了し続ける、往年のアメリカズカップ採用艇「12mクラス」。海外ではTwelve(トゥエルブ)の愛称で親しまれる伝説のクラスに魅せられたひとり、イラストレーターの清水廣良さん。”The Glorious Days”と題した珠玉の作品群を、個展形式で紹介します。
グローブ40、山場の第5レグ/マサがケープホーナーに
2022年11月27日にスタートした第5レグで、マサこと鈴木晶友がスキッパーを務める〈MILAI〉は、「船乗りの墓場」とも言われるケープホーンを越え、大会3度目の1位フィニッシュ(12月16日)を遂げた。これで〈MILAI〉は総合2位に浮上した。
ペリーの海図を巡る冒険
横浜港の海図を一番最初に作ったのは、あの黒船で有名なペリーだというのをご存じだろうか。そんな噂を聞きつけて海と歴史をこよなく愛するメンバーが港に集まった。手には海図、顔にはマスク、しっかりと防寒対策、歩きやすい靴。「海図を片手に街歩き」を企画したメンバーたちだ。あまりにマニアックなので密を心配するほど参加者が集まらない。今回は参加したメンバーと一緒に海からの視点で歴史を読み解いてみよう。
ジ・オーシャンレース 開幕
フルクルーによるステージ制の世界一周ヨットレース「ジ・オーシャンレース」が、ついに始まった。IMOCA60クラスは7レグによる世界一周、VO65クラスは3レグのみの「スプリント・トロフィー」という異なるスタイルで競う。新しい段階に突入した世界一周レースのあり方を考える。
全国ヨット部名鑑「福岡県立修猷館高校ヨット部」
全国の大学、高校、中学、ジュニア、実業団のヨット部を紹介する連載。第3回は日本で最初にヨット部が誕生した高校、福岡県立修猷館高校ヨット部を紹介します。
ウインドベーンでゆったりと桟橋付きレストランへ行こう!(後編)
海ガール連載でおなじみの矢口あやはさんは、いよいよウインドベーンで桟橋付きレストランRe:Journalへ着岸します。レストランを満喫する後編、ぜひご覧ください。
ニューモデル艇紹介は、ボート「ホライゾンCC-105」(写真上)と「パーカー 920エクスプローラー・マックス」(写真下)。
ホライゾンCC-105の解説動画はコチラ↑
パーカー・920エクスプローラー・マックスの解説動画はコチラ↑
別冊付録 マリーナ&マリンクラブセレクション2023
全国37カ所を収録した完全保存版。マリーナやマリンクラブの最新情報を掲載しています。
月刊『Kazi』2023年3月号、ぜひご一読ください。
(文=Kazi編集部)
月刊『Kazi』3月号
●サイズ:297×210mm(A4判)
●ページ数:176ページ
●価格:1,390円
●発行:舵社
※詳細およびご購入はコチラから
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●AC日記202302|ETNZ、陸上スピード記録(2022.12.11現在)