商船三井の外航自動車運搬船〈ベルーガ エース〉に、本邦の総合海運会社としては初めてとなる女性海上社員が船長として勤務を開始した。
(トップ画像説明)
松下尚美氏が乗船する〈ベルーガ エース〉には、ほかにも女性船員が複数乗船した。左から、次席三等機関士の安留氏、船長の松下氏、三等航海士の三宅氏
6月から船長として乗務しているのは、自動車船やコンテナ船で乗船経験を積んできた松下尚美氏。陸上においても、営業支援や船舶管理などで活躍してきたという。
日本初となる実職の女性船長として自動車運搬船に乗船する松下尚美氏。仕事と子育ての両立を実現している
商船三井グループは、女性活躍推進に優れた企業が認定される「なでしこ銘柄」に3年連続で選定されており、多様な人材を受け入れ、個性を輝かせ活躍できる職場環境づくりやキャリア支援を推進していくという。
マリン業界においても、女性を含むさまざまな人材の育成や、キャリア形成のための環境整備が進められている。
(問)
商船三井
https://www.mol.co.jp/
(文=Kazi編集部 写真提供=商船三井)
※本記事は月刊『Kazi』2023年9月号に掲載されたものです。アマゾンで購入はこちらへ
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