5月のロレックス・カプリ・セーリングウイーク(イタリア)、そして日本チームが勝利したSailGPターラント大会(イタリア)に続いて、6月23~26日には、スペイン・マヨルカ島パルマのロイヤル・パルマ・ヨットクラブで、スーパーヨットカップが開催される。
コロナ変異種への恐れはいまだにあるものの、南欧・地中海でのセーリング界の意気は盛んな模様だ。
ⒸSAILING ENERGY / SYC
今年のパルマでのスーパーヨットカップは、25周年を祝う特別な大会となる。しかも、昨年はコロナの影響で中止を余儀なくされている。超大型の華麗なヨットが集うこのイベントは、欧州の本格的な夏の始まりを告げる祝祭として、1996年以来毎年楽しまれてきた。参加する艇のオーナーやクルーたちの感慨もひとしおとなるに違いない。
しかし、コロナ禍の収束が見えない現在の状況下では、陸上での社交イベントについては、当日のパルマでの規制に従うことになる。
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参加を表明しているヨットは、小(?)は全長24mから、大は47mまで全10隻。普段は目にすることのないスーパーヨットの迫力あるレースの模様は、以下の公式サイトやソーシャルメディアでフォローできる。
(文=矢部洋一)
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