海ガールあやはさんの「Re:Journal」入港案内♪

2023.03.22

神奈川県・横浜港、ベイサイドブリッジの根元にあるA突堤。バブル時代、湾岸エリアをにぎわせたレストラン、それがタイクーン。当時としては珍しくタイ料理などのアジアンテイストの料理が話題を呼び、多くの若者たちが集まった。しかし、ヨット乗り、ボート乗りにとってはまた別の意味で意義深いレストランなのである・・・。

そう、このレストランには浮桟橋があって、ヨットやボートで訪れることがでたんです!

そんな思い出のタイクーンが閉店して早8年。なんと同じ場所に、「Re:Journal(リ・ジャーナル)」が開業しました。桟橋はもちろんそのまま! 当時の思い出を継承するため看板も当時のままです。

そんなRe:Journalヘ、海ガールの矢口あやはさんがヨットで向かいました♪ 

詳しい入港案内をお届けします。

 

 

あやはさんが右手でつかんでいるのがウインドベーンの風圧板=ベーン。風向の変化を感知するアナログセンサーなのだ。詳しくは前回の記事を読んでください! 

 

 

鞆さんが開発したウインドベーン「FD VANE」で横浜港をクローズホールドで走る。帆走中も質問しまくりのあやはさん! 

 

 

ダウンウインドシーン。ジブ観音開きにして真ランを走る。風さえあればウインドベーンは素直に動いてくれます。むしろ20ノットくらいのほうが利きがいいとか!

 

 

ベイブリッジが近づいてきたのでウインドベーンを解除し、あやはベーンにチェンジ! ここからは、あやはさんに頑張ってもらいます 

 

 

よこはま・しんやました海の駅 
Re:Journal入港案内

タイクーン跡地にオープンした桟橋付きレストランRe:Journalの入港案内。ここの桟橋は「よこはま・しんやました海の駅」でもあるのだ! 

一般財団法人日本水路協会出版のnew pec(航海用電子参考図)から転載 (一財)日本水路協会承認 第2022003 号 

A突堤を南下し、横浜貯木場防波堤灯台をかわせば、特に難しいことはな い。すぐに「タイクーン」の旧看板が見えてくるだろう。船舶の輻輳(ふくそう)海域 なので、他船に注意し航行しよう。

●ビジターバース数:4 艇 

※ヨット、ボートでの来店は事前連絡のこと。

TEL: 050- 3188-7940(Re:Journal)

 

 

本牧ふ頭D突堤東岸は2022年末現在、横浜港新本牧地区岸壁築造工事が行われている。近隣の航行には警戒船が伴走してくれます 

 

 

本牧防波堤D突端の北東角に設置された高さ58.5mのポートタワーを大きく左転 

 

 

ベイブリッジへの入港路。この灯台を南に見て西進 

 

 

桁下55mの巨大なベイブリッジ。ヤマハ25マイレディーのマスト高は8m。余裕っす! 

 

 

ベイブリッジを通過後、すぐに左転し南南西へ。本牧防波A突堤の奥へ 

 

 

本牧防波A突堤の奥は入り組んでいる。この灯台を左転 

 

 

 タイクーン(Tycoon)の看板は、歴史を重んじあえて残しています♪ 

 

 

こちらが桟橋。全長約60m。ビジター艇は4艇ほど受け入れ可能(サイズによる) 

 

 

手際よく舫いをとる桟橋担当の村上タケシさん

 

 

支配人の青木拓人さん(中央)と村上さんがお出迎え♪

 

 

テラスに並んでいただいたRe:Journalのみなさん。心のこもったサービスに定評があります

 

 

テラスもよいがシックな店内もすてきです

 

 厨房で華麗にフライパンをふるう石綿シェフ

 

 

この日のパスタは、シーフードたっぷりの漁師風ペスカトーレ(1,900円)

※メニューは2023年2月3日現在のもの

 

 

目の前に愛艇。スパークリングワインはノンアルコールのデュク・ドゥ・モンターニュで 

 

 

左上から時計回りに、ペスカトーレ(1,900円)、デュク・ドゥ・モンターニュ(800円)、かためのプリン(680円)、季節のカルパッチョ(1,500円)。至極の時間です 

※メニューは2023年2月3日現在のもの

 

 

陸路から来た場合の入り口はコチラになります♪ 駐車場は8台(近隣にタイムズもあり)

 

 

バーカウンターで一息。ノンアルコールメニューも充実です

 

 

すっかり長居してしまいました! すてきな時間をありがとうございます♪

 

 

取材は11月30日、16時。すでに辺りは暗くなり始めています 

 

 

ベイブリッジもご覧の通りライトアップ開始。美しい夜景をみながらナイトクルージング、開始します 

 

 

なんだか雨まで降ってきた(笑)。ご提供いただいたヘリーハンセンのオーシャンフレイジャケット(¥35,200)があってよかった♪ 

 

 

本牧ふ頭の明かりは、ちょっとした工場夜景のよう。今度はきちんと工場夜景クルーズしたいなあ 

 

 

帰路の90分、ウトウトタイム・・・

 

 

横浜ベイサイドマリーナの夜間入港は、横浜金沢木材ふとう東防波堤灯台を目指して。SBSロジコムの赤いロゴも夜間のランドマークになります 

 

 

17時42 分、横浜ベイサイドマリーナに帰着。7マイルのナイトクルージング。鞆さん、ありがとうございました! 

 

(文=Kazi編集部/中村剛司  写真=舵社/山岸重彦)

※関連記事は、月刊『Kazi』2023年3月号にも掲載。バックナンバーおよび電子版をぜひ

 

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矢口あやは

Kazi誌にて連載「矢口あやは、海ガールはじめました!」執筆中。6月14日、大阪生まれ。ライター、ときどきイラストレーター。旅行誌やカルチャー誌を中心に、グルメ、歴史、美容などのジャンルで活動。生物が好きで2014年に狩猟免許取得。2020年に1級ボート免許取得、さらに2021年に3級海上特殊無線免許取得。夢はヨットで世界一周。 

 

ブログ:https://ayaha-yaguchi.amebaownd.com/

インスタグラム:https://www.instagram.com/ayaha614/

note : https://note.com/sakusaku_ok 

 


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