ヤマハ発動機、「DFRシリーズ」 「Y-FSH」 採用で、より快適なボートフィッシングを実現

2024.03.09

ヤマハ発動機株式会社は、インボードエンジン(船内機)を搭載したオフショア・フィッシングボート「DFRシリーズ」において、新開発の操船支援システム「Y-FSH(ワイ・フィッシュ)」を採用するなどのマイナーチェンジを行い、7月より順次発売する。

 

マイナーチェンジするのはフライングブリッジタイプの「DFR-36FB」、ハードトップタイプの「DFR-36HT」「DFR-33」の3モデル。

これらに採用した「Y-FSH」は、トヨタ自動車株式会社と共同開発したインボード艇専用の操船支援システムで、GPSとバウスラスター(ボートを横方向に移動させる動力装置)、エンジンなどを連携させることで、アンカー(錨)使用時と同様に任意の範囲内で船位を保持。また、船首を指定した方位へ維持させたまま、流し釣りなどができ、ボートフィッシングをサポートする。

 

【操船支援システム 「Y-FSH」について】
「Y-FSH」は、トヨタ自動車株式会社と共同開発した操船支援システムで、GPSとバウスラスター、エンジンなどを連携させることで、一定範囲内での船位維持、また船首方向の維持を可能とし、ピンポイントで楽しむ釣りや、潮流れや風に乗せながらの流し釣りをサポート。釣りの際に使用する従来のスパンカーの使用やアンカーの投入を不要となる。状況に応じてアンカーモード、コンパスモードの2種類のモードから選ぶことができる。

● e-ANCHOR(アンカーモード)
・船位維持を可能とする仮想アンカーシステム。一定の範囲内で船位をアンカー投入時と同じように維持することができ、魚礁や根、深海など、ピンポイントでの釣りに効果を発揮。
・アンカー投入時のように底質や水深を気にすることなく、また、投入・回収に伴う労力が不要となる。

● e-COMPASS(コンパスモード)
・風向や潮に影響を受けず、船首を常に任意の方向に保持。風の強さに影響を受けやすいスパンカーの弱点を解消し、風の弱いときでも一定方向に船首方向を維持することが可能。
・風向に影響を受けず、波に対して船首を維持することができます。流し釣りなどでの快適性が向上した。
・従来のFSR(フィッシングサポートリモコン)、SSR(スーパースローリモコン)を併用することで、船首方向を維持した流し釣りを可能となった。

 

ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
フリーダイヤル
0120-090-819

 


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